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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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アニ三アラミスの設定について思うこと②

まぁそんなわけで前回の続きです。

続きって言っても完全につながってはいない気がしますが…。あ、でも半分くらいはつながっている気がする…どうだろう?(笑)

注意点は相変わらずです。前回にも増して辛口で身も蓋もない事書いてますがあくまで愛ゆえです。愛ゆえなんだよ!!

なので「あ~また暁がバカなこと言ってるよ」くらいに軽く笑って受け流してくれる方のみ「続きを読む」からどうぞ。


拍手、ありがとうございました!!


拍手[4回]


突然ですが私、アニ三アラミスはもちろん大好きなのですが、制作者側の「ファンに媚売っているところ」には疑問を感じています。

例えばグッズ展開ね。全部が全部ってわけじゃないけど、ダルとコンスが仲良く踊っている後ろにアラミスが引っ付いてたり、ダルとコンスが草むら(花畑?)でお花摘んでいる(?)後ろにアラミスが立ってたり、ダルとコンスがバイオリンとピアノだったっけ?で仲良く演奏しているところにアラミスも入っていたり…。(最初の1つは確かガムのイラストで、後者2つはポスターだったと記憶していますが)

これどう見てもダルコン邪魔アラミス邪魔だよね?最終回のお月様の方がよほど空気読んでるよ

なんかね、もう「主人公のグッズ作りたいけどダルとコンスじゃ売れない」って思ったのか「ダルコン単体でも売れるけどその上さらにアラミスつければ売上倍増」と思ったのか知らないけど、「大人気のアラミス様つけとけば売れるよねっ!」っていう、こすっからい大人の事情があからさまでどーもね、「………」な感じだったんですよ。(どれだったか市販じゃなくて雑誌の付録のポスターだったような気がするけど、まぁ結局附録欲しさに雑誌買うファンもいるしね。)そりゃまぁポスターのアラミスはかなりカッコ良く描かれていて好きではありましたけども。(このアラミスだけ欲しい、ダルコン要らないと思ったのも否定しませんけど)

あとどっかの雑誌に書いてあったけど「アニ三アラミスには修道院に入る結末を用意していたんだけど、ファンの熱い要望により修道院入り撤回されました」って話。

元々用意されていた結末を「アラミス様が修道院に行くなんてイヤーーーー!!!」なんていう一部のファンの声のみ聞いてやめちゃうってのもどうかと思うんですが、そもそも普通に考えていくら人気キャラだからって、まだ放送終わってもないのに結末ネタバレさせちゃダメじゃん!(泣)

彼女が敵討ち終わった後どうするかなんてのは、仮に聞かれたとしても「現段階ではお話しすることはできませんが、彼女にとってベストと思われる結末を用意しています」くらいにボカすことってできなかったんですか(泣)。

そもそもN○Kなんて視聴率関係ないんだから、仮にアラミスを修道院に入れる結末を撤回しなかったせいでファンが離れて視聴率が落ちたってどうってことないだろうに…(やっぱグッズの売り上げですか?←しつこい?)。修道院に対する偏見がそうさせているんだと分かってるんだったら、最後の紀行の時間使って修道生活について紹介するくらいのことしても良かったのではないかと思うんですが…(まぁ、もしかしたら紀行全部撮り終っちゃってて出来なかったのかもしれないけど…でも51話で紀行の時間使って改めて彼女の過去解説するんだったらそれも出来たんじゃない?と今となっては思うんだよね)。

なんか、元々制作者側の意図する「元々男だった人を女にしてまでやりたかった現代につながる自立した女性」の定義自体が良く分からない上、この「アラミスの修道院行き回避」を行ったせいで、ただでさえ良く分からないアニ三アラミスのコンセプトが余計に分からなくなった気がするんですよ。

だって結局彼女が「その後どうしたいのか」が見えてこないわけだし。

いや、このまま銃士を続けたいのかもしれないけれど、少なくとも女だってことをあれだけ秘密にしてるってことは、私の妄想とか実際の17世紀フランスがどういう社会だったかってことはさて置いても、女性である彼女がそのまま銃士隊に留まって身を立てていけるような世界観があの作品の中で設定されているわけではないってことは確かだよね?

結局一部のファンの声に耳を傾けた結果、「皆が憧れるカッコいいアラミス様」は残ったのかもしれないけど、その代償として、仮にも銃士時代からきちんと将来のビジョンを持って地道に努力していた人を元キャラとしていながら、「その社会で生きていけない身の上で生き続けている、将来のビジョンも何もないただフワフワした小娘」になってしまった気がするのよ。もちっとリアルな言い方すれば、「いつまでも学生でいられるわけないのに、いつまでも学生でいたいと思っている大人に成り切れていない大人」とでも言うか。

仮に銃士隊に留まり続けていることを「この仕事に生きがいを感じた」とか「女として生きるよりも、男としてアトス、ポルトス、ダルタニャンと共にいることに喜びを感じた」と好意的に解釈したとしても、結局のところそれって「今が良ければいい」という感じでしかないんじゃないかなぁ。まぁある意味一番現代につながっているとは思うけど…。「自立」とはほど遠いよね。

そもそも結局男として銃士を続ける道を選ぶのであれば、最初から女にする必要なんてなかったと思うし…。

なんか結果的に人気出たので昔から「アラミスを女にしたのは成功」なんて声が大勢を占めているけど、ライトファン、コアファン問わず「アラミス様が男だから原作読まない」と豪語する人が出たようなヒットの仕方を果たして「成功」と言って良いのかどうか…。(念のため言っておきますが、原作読まないことについてどうこう言うつもりは私にはありませんよ。原作読む読まないは個人の自由だと思うので…)

ついでに言ってしまうと、アニ三アラミスが人気出た最大の要因って、要は「中性的なキャラがウケる」という、言うなれば幽遊白書の蔵馬(例えが古くてゴメン・汗)なんかと同じ系統のものだと思うので、元々の「女みたいな優男」でも十分イケた気がするんですよね。

各アニメ誌なんかの人気投票でも、アニ三アラミス単独ですごい票取ってましたが、ミレディやコンスタンス、ダルタニャンだってそれなりに上位に入っていた記憶があるので、アラミス男のままだったとしてもアニ三アラミスに流れていた「強くてカッコいい女性」票は恐らくミレディあたりに入って、「しっかりもののお嬢さん」票はコンスタンスに入って、ダルも主役食われなかっ…たかどうかは良く分からないけど、普通に人気アニメになっていたと思うんだよね。
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