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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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BBCマスケシーズン3・第6話感想

HULUのサムネが国王とアラミスのツーショットだったので、「もしかして核心来ちゃう?来ちゃう?」と見る前からドキドキだった回。そして思ってた通りに(いやそれ以上に?)修羅場だったー!!!!

右下の「続きを読む」からどうぞ♪


拍手、どうもありがとうございました☆


拍手[3回]


冒頭からいきなり始動するグリモーの四銃士暗殺計画。なんでいきなり「今日であの4人を一気に始末する」ことにしたのか良く分かんないんだけど、要はアレか。今まで散々自分達の計画をおじゃんにしてくれたからその腹いせということか。フェロン&グリモーはルイ死去後、ガストンを王に擁立する計画を企ててるようだけど、まぁ確かに四銃士はその計画に邪魔だもんな…。

でもさぁ、ガストンを王にしてどうするんだろ。フェロンとガストンは決して仲が良いってわけじゃないんだよね。まぁフェロンは敵対国であるスペイン出身の王妃に実権握られるのがイヤっていうのがあるみたいだけど(庶子とはいえ、王家の人間としての矜持とでもいうか)、ガストンが王になったら口封じかねてフェロンが真っ先に粛清される…ような気がするんですが。まぁでもそこはガストンにクーデター成功の恩を売ってチャラにするってことですかね。

で、グリモー&フェロンは、トレビル名義のニセの手紙でダルとポルトス、アラミスを荒野に呼び出して彼らを抹殺し、単身シルヴィのもとにいるアトスのところにはグリモーが乗り込んでアトスを殺す手はずを整えます。

…なんかさぁ…アトスとシルヴィが本当に「そういう仲」になっちゃってるのがショックなんですけど。ミレディはもういいのかとか、そういう次元の話ではなく、なんていうかこう…不釣り合いでしょアトスとシルヴィ。なんでアトスがシルヴィのことそこまで気に入ってるのかよく分かんなくて…ううーむ。

つうかアトスさぁ、隊長としての仕事しろよ!前回もいきなり兵舎飛び出してシルヴィのところ行っちゃうし、今回は他の隊員が兵舎で鍛錬してたりダル達が(ニセの命令書で)任務に向かう中お前だけシルヴィとしっぽりやってて遅刻ぅぅぅ?シルヴィが起こしても全然起きようとしないし。職務放棄すんな!!!(笑)

でまぁそんな腑抜けたアトスの所にグリモーがやってくるわけですよ。で、案の定コテンパンにやられてグリモーに「殺し甲斐がない」って言われるんですよ。いやもうホント不甲斐ないわー。いくら起き抜けというかセッ○ス明けとはいえ、そりゃグリモーだって落胆するよ…(;´Д`)

グリモー、トドメは鎖で首絞めるんだw銃で一発バシッと頭なり心臓なり仕留めるとか剣で喉元掻っ捌くとかしとけば後で面倒起こらずに済んだのに。詰が甘ぇwwww

…とそこへ騒ぎを聞きつけて(?)やってきたシルヴィが銃でグリモー撃った!てっきり頭撃ち抜いたかと思ったら掠っただけだった…シルヴィ、そこはちゃんと狙わなきゃ!そしてシルヴィに狙いを定めて剣を抜くグリモー。後ずさるシルヴィ。近くにいた貴族のおっちゃんのベルトに挟んであった銃をかっぱらいシルヴィ再びグリモーに発砲!今度はお腹に命中してグリモーダウン!えっええー!グリモーこんなにあっさり(しかも脇役に)やられちゃうの?あんた仮にも黒幕じゃん!なーんて思ってたら目を離した隙に逃走してた。よく動けんな…。

ところでシルヴィが貴族から奪った銃、いきなり撃ててたけど、アレってダル達が良く戦闘に使ってる短銃の火縄銃だよね?装填とかしなくてよくいきなり撃てたなー。あの貴族さん、いつでも撃てる状態にしてたのかしら。今までのこのドラマってその辺の描写ちゃんとされてたから、なんかちょっと違和感があったんですが。。。(あーでも準備せずいきなり撃ってるシーンもなくはなかった…かも)

一方、トレビルのニセ手紙で荒野に向かうダル、ポル、アラの元に親衛隊がやってきます。曰く、国王が先王の命日に行う巡礼の護衛にアラミスをご所望とのこと。アラミスは親衛隊と共にパリへ戻ります。

その後指定された場所(廃墟)にやってきたダルとポルトスにグリモーの魔の手が忍び寄ってくるんですけどそんなことはどうでもよくてね!だってさぁ、もしコレが最終回だとしたらダルとポルトスが敵に囲まれて袋のネズミ状態で、建物ごと爆破されたら流石に心配になりますけど、全10話でしょこれ?あと4話残ってるのに死ぬわけねーじゃん(笑)。

ただ、倒した敵から弾丸奪って「弾補充できたぜ!ヒャハー!」だったのがいきなり(間に国王とアラミスとか銃士隊とアトス&トレビルとかの場面が挟まれたとはいえ)死を覚悟したシーンになってて、「あれ?さっきまでの勢いはどうなった?場面転換してる間に何があったの?」ってキョトンとなりましたが(^▽^;)

まぁそんなことよりはよルイとアラミスの巡礼のシーン出せよって感じですよ。だって今回の話のメインはコレでしょ!コレ!!!!!ルイ「お前は神に仕えているんだろう?(だから巡礼の共に丁度良いと思って)」アラ「今は違います。陛下に仕える一兵士です」ルイ「ではまた神に向き合うがよい」とか、「罪を犯した者は(死の際に神に)裁かれると信じているか?」とアラミスに聞いたり、なんかもう、こっちは「お前ホントにどこまで知ってんだよ!」ってこれまでかなりヤキモキさせられてたので一つ一つのセリフが意味深っていうか…チクリチクリと響きましたね。

…で結局、ルイは全部知ってたんですね。いつ知り得たのか分からないけど…。王妃とアラミスの仲も、王太子が自分の子じゃないということも。先王のお墓の前でのやり取りは超修羅場で息を飲んだわ…。もうルイは全て知ってるんだからアラミスもヘンに言い訳する必要ないとは思うんだけど…臣下なのに王を裏切って欺き続けてたのは事実なんだし。でもまぁ、ルイも王妃を真摯に愛してたのかというとそうでもないからなぁ…。子供ができないからって王妃を邪険にしてて、たまたまフランスを訪れていた元気が良くて愛嬌もあるどっかのお姫様を見ては「彼女が王妃だったら良かったのに…」なんて言って、それ聞いちまってフランスの行く末を案じたリシュリューが王妃暗殺計画を企てたのがそもそもの始まりですもんね…。子供できてからもルイはミレディに夢中だったしさぁ~。どっちが正しいとも言えん。ていうかもう、どっちもどっちとしか…。

ルイがアラミスに「王太子の父親は余だ。あの子がお前を父親として認識する日は絶対に来ない。あの子の人生に、お前は存在しない」って言ってるのを聞いて、ああ、ルイにとって息子を溺愛することはアラミス(と王妃)に対する復讐と同義だったんだって思ったわ…。「自分はもう長くないから、できるだけ幼いあの子と一緒にいて父親との思い出を少しでも残したい」「あの子の記憶に残る、盛大な誕生パーティを」っていうのも、そういうことだったんだね…。

でも何だろう…今回描かれてたルイのフェロンへの想い、そしてこれまで描かれていたルイの家庭環境を総合すると、息子への想いっていうのはただ単に「復讐」だけではない気がする。今回私的にグッと来たシーンはルイとアラミスのシーンと並んで、先王の墓の前でのフェロンとルイのシーンもあったんですけど、フェロンはクーデターを成功させるために(グリモーに強く言われて)ルイとアラミスを殺すことにしてたんですよね。で、アンリ4世も眠る王家の墓所にやってきてルイと二人きりになるんだけど、その時ルイが先王と侍女との間にできた不義の子であるフェロンのために、この墓所に作っといたフェロンのお墓(棺)を見せてあげたの。「お前は余の兄上で…王族には違いないんだから…(だからここに眠る権利がある)」って。あと「今まで余を裏切らないでくれてありがとう」って。

考えてみればルイって、母親にはクーデター起こされるわ血を分けた実の兄弟にも謀反企てられるわで、家族に恵まれてなかったんだよね。近しい家族で本当に信頼できる人ってフェロンくらいしかいなかったんだろうなぁって思う。まぁフェロンも実際には陰で盛大に裏切ってはいたわけだけど(ただグリモーに「ルイを殺せ」と言われても「ルイは私の弟だ。殺すことはできない」って一旦断ったくらいだし、今回のガストン使ったクーデター計画も、あくまで「ルイ死去後」の話だからフェロン自身、他の兄弟とは違って自分を邪険に扱わなかったルイを心の底から排除したいと思ってたわけではないとは思う。まぁこのシリーズ序盤ではルイ存命中にもガストン立ててルイ排斥しようとしてたような気がしなくもないけれどそこは一旦忘れるとして)。ルイが王太子を自分の息子として受け入れて自分の跡継ぎとして育てようと決意したのも、もしかしたら心のどこかで「血の繋がりだけが家族じゃない(むしろ家族の絆に血の繋がりは関係ない)」って思ってた部分もあったんじゃないかなぁなんて思うんだよね。ちょっと都合よく考えすぎかもだけど…。

フェロンさんは今回で退場。ルイに上のように言われて、しかも「自分の死後、王太子の後見になってほしい」とまで言われ、流石に心打たれた模様。グリモー達と決別することを決意します。当然グリモーはフェロンを殺害。まぁフェロン自身、グリモー達と袂を分かつことをグリモーに伝えたときから殺される覚悟は決めていたようですが。瀕死の状態であるにも関わらず、グリモー一派が国王とアラミスを殺害するため墓所に向かっているということを銃声使って知らせたシーンはウルッと来ました。今後、フェロンがルイを裏切っていたことをルイが知り得る展開はなしの方向でお願いしたい気分。

そういえばアンリ四世の墓の前でね、ルイがアラミスに自分の死期が近いことを知らせるんだよね。ルイが絶対に知られたくない秘密を、ルイの口から直接聞いた2番目の人物が、ルイに対して不義を働いた(いわば、一番最初に知り得たトレビルとはルイの中では対極に位置する)人物ってすごい皮肉な気が…。ラスト、王宮の秘密の抜け道通って(?)王妃に会いに来たアラミスがこの事実を王妃に伝えます。そして王は「自分達のことを全て知っている」とも。ショックを受ける王妃を勇気づけるのはやっぱりアラミスなんですね。「スペイン出身の王妃に敵意を抱く者は多い。王太子とフランスを守り敵に立ち向かうため、備えないと。あなたは独りじゃない」って。やっぱりアラミスはかっこいいなー。

一方、今回の話の序盤~中盤あたりでフェロンの手を借りて脱獄したガストンはグリモー達と共に謀反を起こす機会をうかがうべくパリを離れます。マルショーはフェロン殺害のことでグリモーに反発するも、結局グリモーの方につくのか…。正直お前の上官どっちだよって感じなんだけどwグリモーについたと見せかけて最後大どんでん返しとか………ないかな。

グリモー曰く「フェロンが死んでも計画に変更はない」とのことだけど…正直グリモーがガストン擁立してクーデター企てる目的って何なんだろう。これまでよく分からなかったフェロンと国王の思惑が今回ようやく分かったんだけど、グリモーだけはまだ良く分からないんだよなぁ…。何か王家に対して含むところでもあるんだろうか。

それはそれとして、グリモー一派がアラミスと国王に発砲するシーンでルイがアラミスに「銃を貸せ!」「余がそなたを撃つとでも思っているのか?」って言う場面があるんだよね。さっきルイの王太子に対する想いはアラミス(と王妃)に対する復讐って書いたけど、このシーン見てルイはアラミスのこと恨んでいるというよりは銃士としての―臣下としてのアラミスは信頼しているように思えた。だから巡礼の護衛もアラミス「一人だけ」連れて来たんじゃないかなぁ…と(臣下として自分を裏切っていたことは分かってるけど、アラミスが自分を殺すことはないって信じてるってことだよね、これって)。そして臣下として信頼していたからこそ、一線超えちゃったアラミスが許せなかったのかなぁ、なんて思ったですよ。
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