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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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1部アラミスって意外と侮れないのかもしれないという話①

1部アラミスと言えばシュブルーズ夫人からの手紙が来るの来ないので出家するのしないの大騒ぎしてて、さらに物語がアトスとダルを中心に進んでいくのでイマイチ頼りない感じがしていたのですが、実は最近1部前半を読み返していて、「あれ?もしかしてこの人、1部の時点から結構侮れなかったりする??」と思うようになりましてね

例えば1巻2章のこの部分。

銃士の1人「(シャレーの従者が)ブリュッセルでロシュフォールに会ったというんだ(中略)ロシュフォールのやつめ、坊主に身をやつしたのが図に当たって、レーグ殿にうまうまといっぱい食わせたというんだが、レーグ殿は元々お人がいい方で…」
ポルトス「正真正銘お人がいいよ。だがその話は確かなのかい?」
銃士の1人「アラミスから聞いたんだよ」
(中略)
アラミス「昨日きみの耳にも入れておいたじゃないか」
(中略)
ポルトス「枢機官は貴族の1人にスパイをつけて、そのごろつきの、悪党の、裏切り者に手紙を盗ませたというんだな。スパイを手先に使ってこっそり手に入れた手紙を種に、シャレーの首をちょんぎろうっていうのかい。あの男が陛下を亡き者にして、王妃と王弟殿下を結婚させようとしたなんて、くだらない口実を見つけたものさ。この妙な話は誰も嗅ぎ付けたことがなかったのに、きみが昨日すっぱ抜いてくれたんだぜ

誰も知らなかった政治上の事情(というか秘密?)をアラミスだけが知ってたんですよね。コレって結構すごいことなのではないかと…。

ハンカチの件などでフワっとしか書かれてないけど、バッキンガム公爵渡仏の件に関しても何やら絡んでたらしいことが匂わされてるし…。

上のシャレーの話なんかは、アラミスがどうして知り得たのかってことを考えると色々妄想膨らみますね。単純にシュブルーズ夫人とか、社交界のご婦人や貴族から伝え聞いたのか、それとも自分も何かしらかかわっていたのか、とか…。

もしかしてもしかしなくても、意外と暗躍してる?と思ったのでした。


拍手、ありがとうございました☆

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