ＢＢＣ三銃士感想―５話＆６話

２日の記事にも書いたけど、ＢＢＣ三銃士見終わりました！面白かったですよ。四銃士が、任務でだったり成り行きだったりで二手に分かれちゃうんだけど、最後にはイイ感じにお互い行動が呼応し合って事件解決したり、一人に嫌疑がかけられても「いやあいつはそんなことする奴じゃないから」って信じて行動して真相突き止めたりしているところがね。なんかすごくアニ三を感じてワクワクしました＾＾（鉄仮面編とか劇場版とかそんな感じじゃない？）。

リシュリュー閣下がすごくかっこよくて。もうこれ主人公リシュリューでいいんじゃね？タイトル「マスケティアーズ」じゃなくて「カーディナル・リシュリュー」でいいんじゃね？っていうくらいかっこよかった！まぁ最後結構空回りしてたけれど（笑）。トレビル隊長との絡みもすごく好きだったなー。なんか協力してフランス守ってます！！ってのが伝わってきて。

あとアラミスがもう言うことないくらいキャラ立ってたです（笑）。チャラいのはもとよりすごく行動的で…。三銃士の中心人物ってアトスってイメージだけど、ここのアトスは原作の「寡黙」設定忠実に守ってて…いや、守っててという言い方には語弊があるか…だって原作アトス結構セリフあるんだもん…「寡黙」という意味を正しく採用してるせいかあんまり喋らないんだよね。だからその分アラミスが喋って行動してますっていう感じで。

熱くなったアトスやダルを「まぁまぁ落ち着いて」ってなだめる役もアラミスが多かった気がするな…。あと隊長と一緒に横に並んだ時、何気にアラミスが隊長の隣にいるのが多かった気がする。気のせいかもしれないけれど…。お前アトスより上座なのかよｗみたいな。

もう脚本家はアラミスとリシュリューが大好きだとしか思えない。愛されてる…絶対愛されてるよ二人とも！！！

今回から、５回にわたってお気に入り回の感想をＵＰしようと思います。もう粗方書き終わっているので更新はサクサク行く予定。今回は５話と６話です。アラミスに偏っていますが（いつもだろ）ｗ。ネタバレ上等な方のみ（もう↑に書いてある内容からしてすでにネタバレだろってツッコミ入りそうですが・苦笑。５話・６話の感想だけど、９話とかのネタバレも入ってるのでね…）「続きを読む」からどうぞ。

●５話

ポルトスの話は正直どうでもよくてですね（酷）、聖職者設定じゃないのにやたら宗教事情に明るいアラミスにキュンキュンなんですよ。

ダル「フェラン牧師って誰？」
アラ「ユグノーの説教師だよ」

とか。お前カトリックなんだろ？良く知ってんな、みたいな（笑）。

あと初めてフェラン牧師に会ったとき、ニッコリ笑って宗教談義をふっかけるところとかね。「カトリック（の神様）は多少の喜びは許してくれるんですけど」とか。その時のやたら挑戦的な表情もイイ(≧▽≦)

９話で「親は僕が神父になることを望んでいた」って言ってたから、原作みたいに僧籍に身はおいてなくても一応神学とかそっち方面の勉強はしてたのかもね。

●６話

久しぶりにアラミスとコンスタンスのコント（笑）が見れて幸せだった回。どこかっていうと、潜入捜査に入ったコンスと合流したあたりのところ。（ちなみに第１回は２話のビンタシーン）

アラミス、コンスタンスから赤ん坊を受け取る→赤ん坊泣き出す→アラ「泣き出したんだけど」→コンス「歌って！」→アラミス歌う→赤ん坊泣き止む→コンス「上手いじゃない」

とか。…いや確かにお母さん、「歌えば泣き止む」って言ってたけど！それお母さんが歌ってるからなんじゃないの？って気がするんだけど！何なのこのアラミス、イクメンか？イクメンなのか？赤ん坊あやしてる姿とか似合いすぎてるんですけど（笑）。

その後敵襲来→コンスが敵をやっつける→アラ「上手いじゃないか。どこで習ったんだい？」→コンス「いいから、早く逃げなさいよ！！！！」

とかもなｗいや立場逆だから！そこはアラミス、赤ん坊をコンスに預けて自分が戦うところだから！いつまでもあやしてないでさ！！（爆笑）

もう、イケメンでチャラ男でイクメンってどんだけ罪作りな男なんだよお前ｗちょっとお前原作行ってラ・フェール伯爵のところからラウル預かってこや！！（笑）スタッフはアラミスをどうしたいんだホントにもうｗｗｗ

まぁそれはそれとしてね、ここのアラミスとコンスは実に良いコンビだなーと思います（ＣＰじゃなくて、あくまでコンビね）。

最後赤ちゃん生きてて良かったですけど、アラミスいつの間に赤ちゃんすり替えたんだろ？あの騒ぎの中どっかに隠してたんだろうけどよく無事だったな…。その辺はすり替えの伝道師（原作ｗ）の本領発揮といったところなのか（笑）。

しかし、アニエスさんにはちゃんと最初から本当のこと話しとこうよーって思った。可哀想だよ。いや、敵を騙すにはまず味方から、の理屈は分かるけどさー。