ＢＢＣ三銃士シーズン２・第７話

うーわーあー！今回も内容盛りだくさんでしたよ！シーズン１もそうだったけど、全放送話数の半分過ぎたころになると俄然面白くなってきますねコレ。伏線出揃って回収に向かうからかな？

というわけで７話ネタバレ感想、「続きを読む」からどうぞ。

拍手、どうもありがとうございました！

Huluで紹介されてる粗筋読んだときは「あーまたコレ、ルイの『銃士隊には失望した！』オチかぁ…」って思ったのですが、いざ蓋を開けてみたらそういうオチでは全然なかった。いや、ルイの中でのロシュフォール株が上昇中なのは変わりないけど。

今回ようやくロシュの目的が明らかになった感じですかね。そしてやっぱロシュはスペインのスパイなのか…。「リシュリュー閣下の遺志は俺が継ぐ！」みたいな感じがいいなぁって思ってたんだけど…。自分の保釈金払ってくれず、自分のことを見捨てたフランスのこと恨んでるっていうところなんだろうか？保釈金支払うのをやめたのはリシュリューの命令で、リシュリューはロシュのこと危惧してたって出てきたけど、もしかしてリシュリューはロシュのそういう一面を恐れていたってことなんだろうか。確かにミレディのこと知らなかったりと、「えっ腹心なのに？」って思うことあったけど…。要するにロシュはリシュリューに誠心誠意お仕えしてたけど、リシュは本心からロシュのこと信じてたわけではなかったってことか。

まぁ確かに本人シーズン1で、誰のことも信じられないなんて言ってたけれども…。ロシュをスペインに送らせたところあたりから、もしかしたらリシュリューの「ロシュフォール切り捨て工作」は始まってたのかもしれないなーなんて、考えすぎ？

アラミスと王妃様の関係、ついにロシュにバレましたよ。アラミスがつけているロザリオに気づいたロシュが教育係のおねーさん（今回本編に名前初登場、マルグリットさんと言うらしい）にアラミスからそれを奪って来させて、奪ってきたロザリオは手元に置いて後でアラミス脅すのかと思ってたらフツーに返すんかい（笑）。つ…ツメが甘いよロシュフォール君、そういう不倫の証拠はちゃんととっておいて、恋敵脅す道具にしないとｗ（尤も脅しに屈する奴ではなさそうだがｗ）

しかしアレ、元々はロシュが王妃様にあげた物だったんですねー。フランスに嫁ぐときにあげたのかな？しかし王妃はロシュに「大事にする」って言ったのかよｗそれをアラミスにあげちゃったのねｗ全く原作といいアンヌ王妃ってばどうして人からもらった大切なものをこうひょいひょいイケメンにあげたがるのか！（大笑）てうかこの人確かシーズン１で、ロザリオ別の女性に渡しちゃったアラミスのこと責めてなかったっけ？ｗなるほど、自分はロザリオくれた相手のこと何とも思ってないから、アラミスもロザリオあげた自分のことは何とも思ってないと思って不安になったんだなｗｗｗ

アラミスとマルグリットさんの恋人関係はこれにて終了。アラミス「僕たちがお互い傷つく前に、別れた方がいいと思うんだ」…教育係のおねーさんはもう十分傷ついてると思うんですけど。まぁこういうのって恋人関係終わらせるための常套句なんでしょうけど。確かコレと同じセリフ、お前イザベルさんに言われてなかったっけか？（笑）もーアンヌ王妃（のロザリオ）といいアラミスといい、シーズン１デジャヴすぎて狙ってやってんのかコレとか思ってしまいましたよ（笑）。

ルイのいとこのルイーズ姫の結婚祝いを取りに行ったトレビル隊長が撃たれた！まぁ私もこのお姫様のお付きの男性怪しいと思ってたから下手人については特に意外でもなんでもなかったけど（あとロシュがトレビルを指名したあたりで既に何かありそうな気がしてた）、ミレディさんその現場目撃してたから銃士隊に知らせてあげるのかと思てたら、知らせんのかい！！！（笑）

ルメイ先生今回も登場。大活躍でした。この人３話以降、コンスのこと一目置くようになったみたいだね。イイ人だ…;つД｀)ﾎﾛﾘ お願いだから死なないで＞＜ このドラマ、オリキャラがバッタバッタ死ぬのでかなり心配。

ボナシューさんまさかの死。これでダルとコンスは名実ともにくっつくことができるようになったんだろうけど、正直後味悪いだろうなー。ていうかボナシューさん、シーズン１で「もうお前に酷いこと言ったり暴力振るったりしない」みたいなこと言ってたくせに、奥さんのこと殴ってんじゃないよｗｗｗ

ボナシューが矢に撃たれて苦しんでいるのを見たときの、助けることを躊躇しているようなダルの表情が好き。放っておけばこの男は死ぬ、そしたらコンスタンスは自由になって俺と一緒になることができるって思ったんだろうか…。いずれにせよ、短い間でものすごい葛藤が彼の中であった気がする。いや、あれは間違いなくものすごく葛藤している顔だな…。そんな誘惑（？）に負けずにボナシューを助けようとしたダルは偉いと思った。

偽のルイーズ姫が入れられている牢に行って、彼女から今回の件の黒幕を聞き出したミレディ。これ銃士隊に伝えないんだろうか。まぁ物証が何もない現時点で伝えたところでどうにもならないんだろうけど…。そもそもミレディは、銃士隊のことは一目置いているけど、完全に味方ってわけじゃなさそうだしなぁ…。まぁ銃士隊も今回の件は護衛隊サイド（というかロシュ）が怪しいって何となく気づいた感じだし（？）。今後何かしらの接点はありそうな気はするけれども…。

冒頭の方でロシュに殺されたバーディル公、遺体はセーヌ川に沈められたそうで、公式的には行方不明ってことになってるようだけど、もしロシュに足がつくようなことがあったらこの辺からかなーなんて、予想を立ててみたりするよ。
 
そういや今回の話で、このドラマはラ・ロシェルの包囲戦の後の話だということが分かりましたよ。そうか、じゃあもうバッキンさんはお亡くなりになっているってことだから、出てくることはないんだね。

ルイが「今回も君の采配は見事だった」ってロシュに言ってたけど、すみません、今回ばかりは彼のどの采配が見事だったのか分かりませんでした(;´Д｀)っていうか殺し屋殺したのは銃士隊（とミレディ）だし。ロシュは何もしてないと思いますよ国王陛下…。

最後、宰相になったロシュに皆ひれ伏す中、四銃士だけ頭を垂れないでいて、ロシュにガン飛ばされても毅然と頭を上げたままロシュを見送り次回へ―って引き方、好きです。すごく燃えた！あとこの時ロシュフォールが何気にアラミスの方を先に見たのがね、ワクワクしましたね！(≧▽≦)単に一番距離が近かったから何となくそちらに視線投げかけただけなのかもしれないけど、なにせ因縁浅からぬ中ですからねーｗ関係バレたしマルグリットさんには「引き続き見張れ」なんて言ってたし、アラミス大ピンチ！次回以降絶対何かされそうだなーわくわく。