グリモーさんたら読まずに食べた

ダル物２巻２１章最後の方。マリー・ミションからの手紙をアトスがグリモーに食わせるシーン。

この時のアラミスの描写ってのが全くないんですよね。普段来るの来ないのであれだけ大騒ぎしている愛しのマリーからの手紙が今まさに目の前で食されようとしているのに！しかもそのほんのちょっと前までは大切にポケットの中に仕舞おうとしていたのにですよ！！

どんな心境だったんだろう…とか表情してたんだろう…とか想像すると、ちょっと笑える。

きっと茫然自失とか開いた口がふさがらないとか、そんな感じだったのかなぁ。

…いやいや、あまりのことでどういうリアクションをとったら良いのか分からなかったに違いない。

ああ可愛いなぁアラミス。

可愛い通り越して不憫な気もするんだけど（ホロリ）。


拍手ありがとうございました。

色々妄想中。。。

ウィキだったかなぁ…どこかのサイトに書いてあったんですけど（サイトストックしとかなかったからどこに書いてあったのか忘れちゃった…。見つけたときに使ってた気のする検索用語入れて探したけど見つからなかったし…うーんどこだっただろう）、男子禁制の女子修道院でもミサなどは男の神父が修道院に来てやってたんだとか。（「天使にラブソングを」でも神父が女子修道院でミサやってたシーンがあったみたいだから、わりと周知の事実なのかもしれないけど…って私この映画見たことないからよく分からんのだけど・汗）

ってことはデルブレー君も仕事で女子修道院に行ってたってことかー。

…。

……。

………。

…………。

キレイな女と目と目が合ったら頭がこんがらがって、地獄の責め苦を話すつもりが楽園の喜びを話し出すクソ坊主に女子修道院での仕事が務まるとはとてもじゃないけど思えねぇ！！（爆笑）

しかしこれは、事前準備なくアドリブでちゃんと説教できるヤツのすごさを認めるべきところなのかどうなのか（笑）。


拍手ありがとうございました～！

やべぇハマった（笑）

語学関係の仕事をしているので大学の時の専門もそっち方面だと思われがちなのですが、実はホントの専攻は宗教学だったりします。（正確にいうと宗教文化史、平たく言うと歴史の裏事情・笑）

大学通ってたのはもう１０年も前になるので、そっち方面から離れて久しくなるのですが、元々好きだったこともあって話題に敏感っつーか興味津々っつーか。

今回小説書くにあたってデルブレー君の所属会派（って言い方はホントは正しくないらしいんですけど）についていろいろ調べていたら、まぁ大好物な話題が出てくるわ出てくるわ（笑）。やっぱ卒論テーマイエズス会にしとけばよかったわ～。（大学生の時マイ三銃士ブームがやってきたのが大学３年の後半になってからだったので、もう卒論テーマ決めて資料もあらかた揃えちゃってたので引き返せなかったんだよね…。もうちょっと早くブーム来てれば絶対イエズス会にしたのに！！）

まぁそれはそれとして、今回ちょっと調べたおかげでこの間「勝手に原作考」で挙げたダル物３巻２９章のダルとポルトスのやりとり（「司教になるために僕たちが邪魔だと思ったら、さっさと片づけるに違いない」「なるほど、アラミスならやりかねんだろうな」）の背景事情的なものがなんとなくだけど分かった気がします。いくらなんでも友達相手にそこまで言うことないんじゃない？特にポルトスなんてついさっきアラミスに会ったばっかりでしょ？って思ってたのですが…もしかして奴がジェズイットだから…なのか…？？

そう考えるとこの２人のやりとりは何となく腑に落ちるんですが…とはいえやっぱり友達としてそこまで疑っちゃうのはどうかと思うんだけども！！確かにアラミスが腹黒いのは認めるけど、こうも世間の下馬評で友達の人格評価しちゃうのってどうなんだ…って思うんだ…。

アトスは元々高潔な精神の持ち主だから…世間の下馬評関係なくアラミス個人の人格評価して受け入れてるんだろうけど…。

アラミスってなんかやっぱ可哀そうだ…。

やっぱポルトスって案外酷くね？？？（笑）

ダル物３巻２９章。

ボーフォール公の脱獄に手を貸したアトス＆アラミスと直接対決するため新王宮前広場に行くことになったダル＆ポル。アトスはともかく今のアラミスは信用できない、「司教になるために僕たちが邪魔だと思ったら、さっさと片づけるに違いない」というダルに言ったポルトスの一言。

「なるほど。アラミスならやりかねんだろうな」

…おい！そこは友達として何かフォロー入れてやれや！！（笑）

しかもポルトスがアラミスに実際に会ったのはこのやりとりのほんのちょっと前なんだよね。

単にダルに合わせて言っているのか、本気でそう思っているのか良く分かんないなー

なんかポルトスって、何も知らないくせにホントは何でも知っているんじゃないかと思うときあるよね…。実はあの４人の中で一番の曲者はポルトスなんじゃないかと思う今日この頃。

…ていうか、ポルトスの中でのアラミスの位置づけって実際どうなっているのかがホント分からない。。。。


拍手ありがとうございました！

ロングヴィル公爵夫人

なんかすごいなこの人、と思った。

・名門の出で宮廷では１，２を争う（かつてのシュブルーズ公爵夫人にも引けを取らない）美女
・老人のロングヴィル公爵と結婚したがコロニーとの仲が取りざたされ、そのコロニーは夫人のことでギュイーズ公と決闘して死亡
・弟のコンデ公と姉弟以上に親しすぎるたらしいが、そのコンデ公と仲たがいし、マルシヤック公と通じて弟とマルシヤック公の父親であるラ・ロシュフーコー老公爵とを仲たがいさせようとしている
（ダル物３巻９章より）

…まぁ、こういう女性の噂にはいろんな尾ひれはひれがつくもんなんでしょうが。

（そいういう女性と普通以上に付き合えるアラミスもそれはそれですごいなと思いますが）

ところで、ノワジーに入ったダルとプランシェを襲った公爵って誰？ロングヴィル公？マルシヤック公？コンデ公？それとも全然違う人？？これって実際襲おうとしていたのはアラミスなんだよね？


拍手ありがとうございました！