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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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1部アラミスって意外と侮れないのかもしれないという話③

(①と②の続き)まぁそんな感じに仮定すると、11巻でシュヴルーズ夫人がコルベールに「アラミスを侮ってはいけませんわ!」みたいなこと言っていたのが分かる気がするんだよね。侮ってはいけないのはすでに彼がイエズス会管区長になっていたから―というのもあるんだろうけど、若い頃一緒に陰謀企んでたことがあったから、相手の行動力とか思考回路とかを良く理解していて―っていう。。。

そんな彼が1部後半では全く影が薄くなってただ恋人の手紙を待つだけのしょぼい(失礼)男の子になっちゃったのは、話の中心がアトスとダルに移っていったからっていうのもあるんだろうけど、マリー・ミションもトゥールに帰っちゃったし、バッキンガム公もフランスからいなくなっちゃったので、ぶっちゃけやることなくなっちゃったからなんじゃないかなぁ…と。

基本、はかりごとさえなければ、友達には優しく(ダルに馬タダであげたり銃士隊の制服貸してあげたり、友達の悩みを解決してくれそうな女性を頼って手紙を出してあげたり)、美しい女の人にはクラクラし(笑)、恋人からの連絡を心待ちにするという、どこにでもいるようなフツーの男の子だったんじゃないかなぁなんて思います。…はかりごとさえなければw。
 
2部でも、ボーフォール公の脱獄成功したから当面の間は「お役御免」みたいな感じになったからかな?フロンドの乱の真っ最中なのにアトスにくっついてイギリス行っちゃったりしてましたしね。美しいアンリエット王妃の頼みごとが断れなかったのかもしれないけどwそういやイギリスでも威勢の良い新教徒の女性を前に色めき立ってたよね(笑)。

どうも個人的には、アラミスって3部のイメージが強いせいか四六時中ずっとはかりごと巡らしている印象あるんだけども、実は意外とそうでもない…のかも?いやむしろ頭使うところでは使って使わない所では極力使わないという、自分の才能を適材適所に配置するというか、省エネタイプ?なのかもなぁ。。。物語の中では頭使う比率が1部から3部に行くにしたがって増えていく、っていう感じなのかもね。

あと全然関係ないんだけど、1巻3章でポルトスと一緒にトレビルからお説教を食わされている場面で、トレビルの機嫌が持ち直したのをすかさず見てとって懇願するシーンを読んで(「でも隊長、後生でございます。アトスが傷を負ったことは口外なさらないでくださいまし云々…」のところ)、意外と目ざといシーンもさりげなくだけど盛り込まれているなぁなんて思ったのでした☆


拍手、ありがとうございました~!

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