ＢＢＣマスケシーズン３・第４話感想

なんか話が色々入り組んでてどうなるのかと思ったけど、最後きれいに（？）まとまったようでホッとした回。自分でサブタイトルつけるなら「愛の形」かなぁ…なんて思った。

そしてまさかあの人の再登場でビックリした回でもありましたよ！（笑）


というわけで、右下の「続きを読む」からどうぞ♪

ルイの妹でイギリス王妃の宝石が盗まれた！アトス・アラミス・ポルトス・ダルの４人で犯人捜ししましょうというお話。

冒頭、アトスとシルヴィがかなり「良い仲」になっててすごくショックだったんですけど…。個人的にこの二人は恋仲というよりはシルヴィ→アトスであってアトスにはあくまでストイックでいて欲しかった…。

しかしシルヴィって地下活動で自由とか平等を説いてるんですけど、そんな人と付き合っちゃって大丈夫なのかなアトス…。ちゃっかりグリモーにも目つけられてるし。シルヴィは銃士隊は庶民の味方だと思ってるけど、銃士隊はあくまで国王の親衛隊であって庶民の味方ではないんだよね。シルヴィの時はVS親衛隊（フェロン侯爵）があるから結果的に庶民の味方になっただけであって、国王や貴族と庶民は平等で同じ権利持っているというシルヴィの考え方とは相容れない気がするんだよなぁ…。シルヴィは「私はあなたのこともっと知りたいし、あなたにも私のこともっと知って欲しい」って言ってたけど、アトスはそうは思ってないみたいだし…まぁ正直この二人はある程度距離とったいいと思うんだわ…。

まさかのボネール再登場。シーズン１ぶり（笑）。いやホント、再登場するとは思ってなかったんでビックリしたんですけどｗポルトス達に見つかって逃走中、帽子を他の人に被せて身代わりにしようと思ったんだろうけど、元々そんな派手な色の服着てたら帽子とったところですぐにバレますって（笑）。

…あとボネールさん、あの長髪はヅラだったのかｗ（カツラ流行ってた時代とはいえ地毛だと思ってたから地味にショックだったぞｗ）

イギリス王妃、なんでフランスに来たのかと思ったら、どうやらイギリスは清教徒革命真っ最中みたいですね。ロンドンはクロムウェルの手に堕ちたけど国王軍はオックスフォードにいるから、フランスに援助して欲しいと。盗まれた宝石はどうやらそのための軍資金にするため資本家に売る予定だったみたいですね。

名前、アンリエットじゃなくてヘンリエットなんだ…。英語読みなんですかね。

資本家に売る宝石がなくなってしまったので、フェロン侯爵が資本家に話つけて、宝石がもどるまでの間、時間稼いでもらうこになります。侯爵も侯爵で貿易？借金返済のための資金集め？に使ってた船が沈没しちゃったってんで、資本家から金融通してもらいたいという腹づもりがあるみたいですね。

で、その宝石を盗んだのが他ならぬボネールさんというオチ。ボネール君、相変わらず調子いいｗｗｗそして銃士達のボネールに対する扱いが雑過ぎてワロスｗｗｗｗｗ

なんかアラミスの何人目かの元カノ（？）のポリーヌとかいう女が出て来たんですけどｗ。いくら親しかったからって現彼氏の前で呼び止めるってどうなのアラミスｗポリーヌさんも呼び止められてまんざらでもない様子だったし…ちょっとねぇ…どうなの？（笑）。ポリーヌさん曰く、「幼馴染」らしいですが。…ってことはイザベラさんともお知り合い？？？？？あっ、イザベラさんと知り合う前のカノジョですか（子供の頃の話だから多分カノジョとは違う…と思うｗ）。そっかーアラミスって純粋に貴族ってわけじゃなかったんだねやっぱり。

イギリス王妃から盗んだ宝石はボネールさんが売っちまったようで、それを皆で取り返しに行くんですが。

売り先は３つあって、１つ目→とある貴婦人に売却。それを取り返すくだりはギャグっぽくて面白かったですね。「セレナ」っていう女性が身に着けているのかと思いきや、「セレナ」は馬だったというｗそのお馬さんのしっぽの飾りになってて、馬はめっちゃ抵抗して皆苦労するんだけど、傍で見ていたダルはニヤニヤ。皆が疲れ果ててアトス「もう撃ち殺そう」とキレかかったとき、ダル「僕に任せて。馬の扱い慣れてるんだ～。ほーら捕まえた（ドヤァァ）」一同「早く言え！！！！」…原作っぽいノリだな（笑）。

２つ目の売り先はボネールさんの盗人仲間（？）。「順調だったら何も言わない。何かあったら『おやまあ！』と叫ぶから…」と言って単身乗り込む（乗り込まされる？）ボネールさん。話順調に進んで窓から盗人仲間の首領と顔を出したとき相手にナイフで刺されて窓から突き落とされるんですが、その瞬間「おやまあ！」…律儀だなお前ｗしかしボネール、射撃の腕が良かったなんて思ってなかったぞ。背中に重傷負ってるのにダル絶体絶命のとき、外から部屋の中にいる盗人仲間の首領撃ち殺すなんて大したもんだ。

３つ目の売り先はポリーヌ嬢…の彼氏のサンピエール氏。なんで今更アラミスの昔の女が突然出て来たんだろうと思ったらそういう繋がりか。サンピエールはポリーヌへの結婚指輪としてその宝石を買い取ったそうで…。サンピエールにとってはポリーヌへの愛の証だったんだろうね。銃士隊に踏み込まれるも「絶対に渡さん！」と引かないサンピエールと「王の命令だから絶対に返してもらわなきゃ困る！」と言い張る銃士隊（アトス）との間に立ちはだかるアラミス。幼馴染の幸せを血で汚したくないアラミスはアトスの「どけ！」という命令にも従わず、見かねたポリーヌが結婚指輪を銃士隊に渡すくだりはグッと来たんですが、その後がね…。

ポリーヌ嬢、今は貴族のサンピエールに見初められて婚約してるんだけど、幼い頃娼館で育った過去があり、それが理由で「結婚は取りやめろ！」と脅迫されてたんだって。脅迫していたのはサンピエールの従者で…。サンピエールとの生活を手放したくない彼女は結局その従者を殺しちゃうんだよね。でもそれがアラミスとサンピエールにバレちゃって…。ポリーヌさんは娼館育ちだった過去をサンピエールさんに話したくなかったようだけど、サンピエールさんならちゃんと話したら分かってくれたと思うんだよね…。今までは乞食とか使用人は家畜同然に扱ってたようだけど、ポリーヌと出会って考え変わったという描写があったくらいだし。その後のポリーヌとサンピエールがどうなったのかは分からないけど、もうダメだろうなぁ…。あんだけ拘ってたサンピエールとの幸せな生活だったのにね…。

これで宝石全部取り戻せたんだけど、ヘンリエット王妃は当然おかんむり。まぁとりあえず「ボネールが宝石を売ったお金と、これから宝石売るお金で手に入るお金は倍になるから、それで手を打とう。軍資金は多ければ多い方がイギリス国王軍の勝利のためになるし」というルイの裁定で無罪になるんですが。

実は首謀者はもう一人いて、それがヘンリエット王妃の侍女のカロリーヌさんでしたというお話。しかもボネールとは恋仲で…。ボネールはシーズン１でスペイン船に乗り込まされた後、スペインに行く途中船から逃げて、イギリスに潜伏してたそうよ。で、イギリス王妃の庭師になって、そういう経緯でカロリーヌと仲良くなったみたい。終始調子が良くて言ってることホントなんだかウソなんだか分からないボネールだけど、ヘンリエットに相棒の名を言うよう命じられても拒否したし、カロリーヌの恩赦をヘンリエットに要求したりと、ホントにカロリーヌのこと愛してるんだなー。ちょっと意外だったって言ったらボネールさんに怒られちゃうかな。

しかし国王陛下…めっちゃ具合悪そうで心配…。これで「もう余命いくばくもない」って周りに隠すの大変なんじゃ…？

ちなみにフェロン侯爵の方は資本家の方とお話がめでたくまとまったようで（？）。ガストンを呼び戻すとかなんとかかんとかグリモーと悪巧み始めましたよ！