ＢＢＣマスケシーズン３・第５話感想

いよいよ折り返し地点！このペースで見続ければ１ヶ月以内（１０００円ちょい）でヨユーで見終われるわ！！！

まぁそれイコール「仕事なくてヒマ」ってことだけど、とりあえず今はそういうことは考えないようにしよう。うん。

…しかし、今回はツッコミどころ満載だったな。右下の「続きを読む」からどうぞ♪

拍手、どうもありがとうございました☆

フェロン侯爵の計画がショボいｗ前回やたら壮大な陰謀を企てているような引きで終わったから何やらすごいこと考えてるんじゃないかと期待してたのにｗｗｗ

なんかね、ルイに内緒でルイの名義で、「王妃様への首飾りのプレゼント代」ってことで２００万リーブルを勝手にオランダの資本家（前回出て来た人？）に借金したんだって。その借金（というか利子？）の返済期間が迫ってるんだけどお金が手元にないから、シャトレの牢獄の地下にある国王の宝物庫から金塊盗み出そう、という計画。。。。ショボい…ショボすぎるぞ。

なんでそんな大事なもんが牢獄の地下にあるんだというツッコミはさておき（これって史実なんですかね？）、宝物庫に入るにはその上の階にいる囚人たちが邪魔だから、というわけでグリモーと親衛隊使ってまずは牢獄の囚人脱走事件を起こして囚人を街に放ち、銃士隊の手も借りて正午までに囚人たちを連れ戻すことにし（それまでに捕まえた囚人は銃士隊の兵舎に留め置き）、金塊強奪計画を遂行します。…なんなのこれ、ショボ。

牢獄にいた囚人たちのなかに、宝物庫のカギ作った鍵職人さんがいたんですけど、なんでそんな人が牢獄に入ってるの…？生活に困って盗みでもしたのかね？それとも、情報流出防ぐため敢えて入れてたのかしら？ちょっとよく分からなかったんだけど、グリモーはその鍵職人さんを脅して（曰く「断ったら奥さん殺すぞ」）カギを作らせます。本物の宝物庫のカギはアレか…王家で厳重管理されてフェロンといえども手に入れられなかったのか…。まぁ普通に考えていきなり「鍵貸してください」とも言えないもんなー。奪うのも足が着くし。

前回「全財産つぎ込んだ積み荷乗せた船が沈没しちまったー！私はもうお終いだー！！！！…なんとかして資金を回収せねば！」って言ってたことってもしかしてコレのことだったのかなぁ。でも資本家さんと契約したの（？）前回だし…うーんなんだかよく分からん。

まぁルイから王妃へのプレゼント代というのはフェイクで、実際にはそのために借り入れた資金を軍資金にして、何やらガストンや諸侯と組んで軍事クーデター？謀反？を起こすことを企んでるようですが。元々は船の積み荷で軍資金を調達するつもりだったけど、沈没しちゃってその計画がおじゃんになっちゃったから、別ルート（オランダ人資本家からのルイ名義での借金）で資金調達するつもりだったんだけど、結局資金繰りが上手くいかなかったってことなのかなー？

しかしガストン君とは３話でかなり険悪な別れ方してたけど、仲間に引き入れるって…大丈夫なのかしら？？？

…で、逃がした囚人たちの中に一人精神を病んでいる方がいて、今回はその人が引き起こす騒動がメイン…ということでいいのかな？

なんでもその囚人さん（ボレルさんという）、サラスの戦いで精神を病んでしまい、自分が国王だと思い込んでいる模様。同情したダルが大人しく（というか正しい大人対応で？）誘導するも、預け先の修道院でシスター達を殺し、挙句王宮にまで入り込む始末。一方その頃王宮では王太子の誕生パーティが開かれていたのでした。

ルイは自分の死期悟っちゃってるから王太子の記憶に残る盛大なパーティを開催したんだけど、ルイの事情なんか露ほども知らない王妃は「生活困窮している国民もいるのに…」と反対の模様。６歳を迎えた王太子への挨拶の場面、フェロンが王太子にお辞儀をしようとしたところ元々身体が不自由だったこともあって体制崩して倒れてしまったのですが、それを「台無しだ」と言うルイについに我慢がならなくなり、「気分が優れないから」と言って退出します。

で、自室に戻ってベッドで一休みしているとき、ボレルさんがやってきて王妃を人質にとり…。「自分の名を騙る偽の王（本物のルイ）を殺しに行く」と息巻きます。…ええっと、仮にも王太子の誕生会という重大イベント開催中なのに、王宮の警護ザルすぎやしません？？？？ミレディみたいに宮殿の表から裏の抜け道まで知ってる人ならともかく、なんで一介の元兵士が簡単に入れるんだよ！（笑）いくら親衛隊一人殺して服奪ったからって！王妃の部屋もそうだけど、トレビルがオランダの資本家からもらったフェロンの借用書置いた部屋ってルイの部屋だよなぁ？そんなところにまで入り込まれちゃってるし。

ボレルさん、王妃を銃で脅し王宮の庭にやってきます。そこでボレルと王妃を探していた四銃士に遭遇。当初ボレルを探して王宮にやってきた４人だったけど、アラミスを王妃と王太子に近づかせまいと気を遣う（「忠告する」と言った方が適切か）３人が良かったですね。「こっちは俺たちが探すから、お前は（王妃と王太子のいない）あっちへ行け」とか。

でも王妃の危機を一番最初に察知したのがアラミスなのはやっぱり愛ですよね愛！！！✨ボレルが「余の妃なのに、裏切るとは！」と王妃に銃向けるんだけど、その時のアラ「彼女は王妃ではない！」ボレル「じゃあ誰なんだ！」アラ「僕の女だ！」にはどさくさに紛れて何ホントのこと言っちゃってんのアンタ！！！って思いましたが（笑）。まぁ愛する女のピンチですからね。本心出ちゃいますよね。でもシーズン２でそれでえらい目に遭ったわけだから、ちっとは自重しろとも思いますがｗ

ボレルはダルが射殺。最後兵舎で酒煽りながらボレル殺してしまったことを悔やんでいるようなことを言ってましたが…王妃を守るためだったとはいえ、軍人としてやりきれない思いもあったんだろうなー。ダルの「弱きものを守るべきなのに…」っていう言葉にシルヴィを求めて突如兵舎を後にしたアトスも何か思う所があったんだろうか。

助かった王妃は銃士隊と共に国王の元へ。その時ルイが王妃の隣にいるアラミスに「王妃から離れろ！」って言ってたってことは、やっぱアラミスとの仲気づいてるのかなー。王太子の誕生会の支度で（？）疲れきってベッドに横になってるときも、「私達夫婦なのに、なんで何も言ってくれないの？」と言う王妃にルイは「君はいつも秘密ばかりだよな…」って言ってたから、やっぱ気づいてはいなくとも疑ってはいるってことなのかなー。シーズン２ではてっきり隠しおおせていたとばかり思っていたから、なんかその辺すごく気になるよ…。

ちなみに、オランダ人の資本家さんは結局フェロンさんに殺され、死体はマルショー隊長の手で宮殿の庭に放置されていたのですが…ええっと「死体片付けておけ」って言われて庭に放置はちょっと仕事雑過ぎません？って思ったんだけど、結局のところボレルの騒動に乗じたってことなのかな…。ボレル探してた四銃士が死体発見してたから、多分他の人の間ではボレルが殺ったような感じになってるんだろうな…。

フェロン侯爵の借用書もボレルさんが焼き捨てちゃったし…。ううーん、最後トレビルとフェロンの間で本格的な戦闘の火蓋が切られた感じになったけど、なんだかとっても後味悪いぞ（笑）。