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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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ベルモンド感想②

さてさて、1巻の感想です。①から3ヶ月近く経ってるから、そろそろやらないとね(笑)。

まず初見の感想…「ジャンヌはどうした!!」。読み切りではベルモンドの従者的?立場にジャンヌっていう女の子がいたんだけど連載だと居なくなっちゃったんですよ。代わりにセリーヌとかいうボンキュッポンな由緒正しい貴族令嬢投入。…やっぱ主人公側には幼女よりボンキュッポンなお姉さんですか読者層的に(T_T)とちょっと悲しく思ったのを今でも覚えてます。

ゴーモンのシーンは…読み切りでも思ったけど、マンガで白黒だからいいけどアニメみたいに色ついたりするとグロいことこの上なくね??身体の切断面とか特に(笑)。

魔女の力使って解錠(ウヴリール)するとき連載ではベルモンドのアップになってた髪の毛がほどける仕様になったのですが、これってどこの層狙い何ですかね?(笑)個人的にはアップのままで良かったんじゃないかなーって思うんですけど。

2話目は1話目の内容(というかベルモンドについての説明)の繰り返しって感じで、連載中は「2話目もこれはくどい」とか思ったんだけど(ぶっちゃけ10周打ち切りが見えたりした)、コミックスで読んでみるとそうでもないんだよねぇ。週刊連載のスピードに慣れちゃってたのかな。

(架空の)参考文献の表示の仕方がいちいちダル物スキー心を刺激する感じで楽しいです。「○○に関する覚書」とか(笑)。あと護衛隊の無能っぷりとかね!囚人が小刀隠し持ってるの気づかなかったり、セリーヌ嬢も早速護衛隊を無能呼ばわりですからねぇ。しかもその同じコマの説明に「リシュリューは有能」としっかり書かれてるあたりwwうんうん、ショウエイ先生は分かってらっしゃる!!

そうそう、ロラン君はヘタレヘタレと作中作外オマケマンガで散々言われてるけど、ロラン君がヘタレじゃないんだからね!護衛隊全体がヘタレなんだからね!!とロラン君ファンの私は声を大にして言うよ!!(フォローになってないよ!!)

セリーヌのような伝統貴族のほかにも当時は金でなり上がった成り上がり貴族もいて、(ペスト流行で)ネズミが嫌われ者だったり、人身売買が行われていたりと、17世紀フランスの豆知識がいっぱいでショウエイ先生ホントにこの時代好きなんだなーいっぱい勉強したんだなーというのがひしひしと伝わって来るようですよ。ただ本来の読者層に17世紀フランスの裏事情知ってるのがどの程度いるのかと言われるとちょっとギモンだけど…。ネズミなんて今でも普通に嫌われ者だから、セリーヌはお嬢様だからネズミが嫌いでバレアーも潔癖症だからネズミ大っ嫌い程度にしか多くの読者は思ってないだろう(T_T)。

1話目の最後に「やがて運命は彼を外の世界に引きずり出す」ってあって、連載中は「もっと早くに外出す展開にしてればよかったのに」と思ってたんだけど、1巻の4話目にしてル・マスク出てる…ってことは展開それなりに早かったのね(笑)。連載終った今だから裏にダルがいるって分かるんだけど、当時は分からなかったからなぁ。

そして17世紀フランスのお話に、仮面の男とすり替えられるくらいそっくりな双子の兄弟は必要不可欠なんだなと思ったのでした(大笑)。

2巻の感想に続く。

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ツイッターよりこっちの方が知ってる人多そうだからこっちに書いてみる

何ヶ月か前の銃倶のチャットで三銃士の格ゲーが出るとかの話題が出てた気がしたんだけど、あれってタイトルなんだっけ?

ハードってPS3?オンラインゲームだったっけ??

確かポルトスだけ違う名前のキャラだったと思うんだけど…。

記憶にある画像だと3D格ゲーっぽかったし、昔(鉄拳っていう)別のゲームやったとき目ェ回して気持ち悪くして以来3Dは敬遠してるんだけど、10年以上前のことだからもしかしたら克服してるかも知れないし、そもそもアレゲーセンで画面近かったから気持ち悪くしたんであって画面と距離保てる家庭用ならきっと大丈夫なような気がするからハードが合えばやってみようかなーなんて思ってるんですが、

探しても出て来ないのでまだリリースされてないのかしら?幻だったのかしら?私の記憶違い??と何となくもやもやしてるので誰か教えてくださいm(_ _)m

拍手ありがとうございました!

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盲点だった人間関係

「ブログは今まで通り更新する」つっといて全然更新できてませんね、すみません!義父が亡くなって色々バタバタしてたんですよ…。

まぁ当然、ゲームをしてたってのもありますけどね!1日45分とか1時間とかゲームしてる時間があったら更新できただろうって我ながら思ったりもするんですが。。。

まぁそれはそれとして。

ラウルに思いを寄せているグラフトン嬢。実はこの人、フーケ様の恋人のべリエール夫人の妹さんだということに最近になって気づきました。

ダル物9巻44章のグラフトン嬢のセリフ。

「私には7つか8つ年上の姉がおりまして、フランスで結婚しすでに未亡人となり、今はべリエール夫人と名乗っております」

いや~ちゃんと読んでたはずなのにすっかり記憶から抜け落ちてましたねぇ。まぁ所詮私は、3部はアラミス大事であって子供世代の恋の話とか結構どうでもいい派だしぃ~。

(ちなみになんで今回気づいたのかって言うと、47章(二人の旧友)の出だし探そうと後ろの方パラパラめくっているときに偶然目についたっていう…・苦笑)。

しかし、私思うんですよ。べリエール夫人ってばフーケ様助けるだったら銀の食器売るより、この妹さん経由でイギリス国王に「ルイ14世にフーケ様のこといぢめないでください」って頼んだ方がはるかに効果あったのではなかろうか、と。

あ、うーんでもそんなことしたら「あのひひじじい、イギリス国王にまで手ぇ伸ばしやがって」って却ってルイの逆鱗に触れたかな…どうだろう。

まぁでもこれがシュブルーズ夫人とかミレディだったら絶対こういう手段採ったと思うんだよね。それ考えるとべリエール夫人てピュアだな…。っていうか子供世代の女性キャラって大体皆こんな感じでシュブルーズ夫人とかミレディみたいなアクの強い女性っていないよね。

強いて言うならモンタレー嬢だろうけど、どうもシュブルーズ夫人やミレディと比べるとインパクトに欠けるんだよねぇ…。アンリエット王弟妃やアンヌ太后もなかなか性格悪いけど、どーも女子高の陰湿ないじめの域を出ていないっつーかさ。政治的陰謀というよりホレたハレたがメインだからそう思うんだろうか。

ちなみに、アラミスがこのこと(べリエール夫人の妹がイギリス宮廷内で結構地位がある)を知ってたのだろうかと気になってます。史実があるから仕方ないんだろうけど、フーケ様にルイズ宛に手紙なんか出させないでべリエール夫人に妹経由でイギリス国王に連絡入れた方がよかったんじゃ…。まぁ知ってたらきっとそうしてたと思うので知らなかったんだろうけど、情報通の彼が知らないなんてありえないような…。

つーかアラミスってホント、フーケ様の友人とはどの程度のお付き合いだったんでしょうね?個人的な人間関係とかどこまで把握してたんでしょ?


拍手ありがとうございました!

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根比~べ

(※話題がタイムリーなのは偶然です)

私がコンクラーベの存在を知ったのはベネディクト16世が選出されるときで、あのときは世界各国の枢機卿が集まる様子が壮観すぎてグッときつつも(うわぁリシュリュー閣下がいっぱいなんて思った・笑)、何日も何時間もシスティーナ礼拝堂に閉じ込められると知って(いや、最近ではちゃんと宿泊施設用意されてるみたいだけど)うぇへ!なんて思ったものよ。

そういえばアラミスって法王になりたがってたよね?でもあの人結構短気だから、何日も何時間も礼拝堂に閉じ込められるコンクラーベに堪えられる気がしなくてちょっと心配なのですが。

でもよくよくダル物読み返してみたら10巻35章でイライラしながらも堪えているシーンがあったのよね。ベーズモーが偽の命令書に不審を抱いて命令書を色々調べているのを見て、「腹を立てたら危険だ」と自分自身に小声で言い聞かせているシーンね。

多分彼は色々根回しして満場一致にしろ選挙委員会の選出にしろ結局自分が選ばれるように持っていくんだろうけど、中にはベーズモーのような朴訥な枢機卿もいるだろうから、やっぱりそれなりの「形」はとらないと怪しまれると思うんだよね。

それに悪いことするにしても正攻法にのっとった方法でやるのが彼の美学だし!(笑)

だから「どーせ俺に決まるんだから早く決まってくれよ」とか「早く終わんねーかな」なんて内心イライラしてるんだけど、でも「腹を立てちゃダメだ」「我慢しろ俺」とか口の中でブツブツ言いながら堪えてるんだよー。

…なんて想像すると萌える!可愛すぎてご飯どんぶり三杯は軽くいけるくらい激しく萌える!!!

まぁ、そんな私の萌えはともかくとして、ダル物読んでアラミスのあまりにも聖職者像とはかけ離れた聖職者っぷりを胡散臭く感じる人は多いんでしょうが、実際バ○リークスだとか権力闘争とか腐敗問題なんかを耳にすると、彼くらい神経図太くないとやってけないのかもしれないなんて思うでありますよ。

当時はもっとその辺の問題ひどかっただろうし。

つうか、むしろ彼が標準だったのかもしれないな(笑)。


拍手ありがとうございました!

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10巻37章

10巻37章、アラミスがフィリップに色々お願いしているシーンのフーケ様に対するお願いのところ。

「フーケはもうじき老境に入りますゆえ、いつまでも政務をとるわけにはまいりません。今の所若さの名残で好きな娯楽と仕事とが両立しておりますが、その若さの名残も一度心配事か病気にでもあいますれば~(以下長いので中略)~そこで殿下がフーケの負債をすっかりお払いになり財政を立て直しておやりになれば、フーケはいつまでも詩人や画家たちの仲間の国王として暮らしていくことができましょう。金回りも良くなっているでしょうから。その上で私が殿下の宰相になり…」

言葉遣いは丁寧だけど、これはまぁ平たいく言うと「フーケ様ももうトシだから仕事はムリだよね」ってことだよね?

…アンタの方が確か年上だった気がするんだけどぉ??(大笑)


しかも「その上で私が殿下の宰相になり…」って…こいつちゃっかりしすぎてるんだど!

資金カツカツのフーケ様を助けてお友達とも末永く仲良く幸せに暮らしててほしいってのは分かるんだけど、なんかもう敬ってるんだかバカにしてるんだかよく分かりませんな(笑)。


拍手ありがとうございました!

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