☆香月の庵リターンズ☆
原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。
10巻4章
- 2012/11/02 (Fri) |
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その後のシーンでアラミスが、シュブルーズ夫人と一緒にノワジーでフィリップに会ったって言っているし、その後も彼はしばらくノワジーにいたみたいだしっていのうがその理由なんだけど。
そんなわけなので、アラミス×シュブルーズ夫人な私はこの場面読むと結構顔がニヤけてくるんですよね(笑)。
だって上の太后の質問に対するシュブルーズ夫人の答えが、「陛下や私のように、沈黙を守ることができる人に。まぁ仮にその誰かが私自身だとしておきましょう」じゃん?これってつまり彼女のアラミスに対する評価だと思うんだよね。平たく言うと「口が堅くて自分と同レベル」(笑)。夫人がアラミスのことをそんな風に思っていたってのがなんか嬉しいんですよ。
あと、「この当時は仲良かったんだなぁ」ってしみじみ思ったりとか…ね。
…で、夫人がその後アラミスの陰謀の全容を知ったとき、なんて思ったんだろうって気になるんだよね。だって一応彼の口の堅さを見込んで秘密打ち明けたのにバラしちゃったわけだから…。でもやっぱここぞというときに使う人だってことは良く分かってたと思うんで(だって彼を自分自身に置き換えるくらいだからね。自分だって太后強請るため?に秘密利用したわけだし・笑)、意外と「やりやがったわねあの男!」と面白がってたりしてそう。
そいういや太后さんは、アラミスが秘密を手に入れた経緯とか調べようとはしなかったんですかね?一番怪しい黒幕がすぐ傍にいるんだけど。
まぁそこはシュブルーズ夫人が必至こいて何とか話題逸らそうとしてたのかな(笑)。
拍手、ありがとうございました!
武器ならそこにあります
- 2012/10/17 (Wed) |
- 勝手に原作考 |
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でもよくよく考えてみれば武器はそこにあるんだよね。ダルが置いて行って、陰謀を知ったフーケ様がアラミスを殺そうとし、とっさに思いとどまって放り投げた剣が。
アラミスとしては自分は武器を持っていなくとも、その剣を使ってさっくりフーケ様を殺っちゃうことだってできたはずなんだよね。そうすれば陰謀が失敗することもなかったはずなのに、それをしなかったのは、彼の陰謀の目的はあくまで「自分が法王になること<フーケ様を助けること」だったんじゃないかと思う。
この巻の登場人物紹介のアラミスの部分(自らはローマ法王たらんと云々…の部分)や10巻37章で「世界征服したいんです」的なことを言ってたり、フィリップに話した「見返り」が多岐に渡っていたりするのでなかなか分かり難いのですが(っていうか、私結構この登場人物紹介文に騙されてた感があるんですが)、彼が陰謀を企んだ最大の理由(動機)は「フーケ様を助けたい」で、他は全部自分のことも含めて「ついで」だったんじゃないかなぁ。
もし我欲が最大の動機でフーケ様のことなんて二の次三の次だったら、ここでフーケ様殺してでも成功させてた気がするんだよね。そもそもフーケ様のことが「ついで」だったら、ポルトスに対してもそうだったように結局何も言わなかった気がするし。
11巻2章で剣を手にしたフーケ様を前にアラミスが武器を探すような仕草をしたっていうのは、自分を殺そうとしている相手を前にした時の(剣士としての)本能的な自己防衛反応だったのかも。。。。
前にアラミスが陰謀企てたのは「周りのみんなのことも考えてるけど自分中心」みたいなこと書いたけど、どうも最近それが揺らいできてるんだよね。。。非常にアラミスらしくない気がするんですが自分だけ願望成就しても意味ないっつーか…いや、もともと自分一人だけ成功しようとは思ってなくて周りの皆にもおすそ分けしようって考えてたんだろうけど、自分の成功よりフーケ様の窮状を救う方が大事みたいな?うまく言えないんだけど、「ルイとコルベールは確実に不幸になるけど、こうすれば僕も法王になれてフーケ様も助かって、今起こっている他の皆に関する様々なことも解決できて万事OK!」なのは変わらないとしても、その中で敢えて序列をつけるとすると①フーケ様、②自分、③その他の面々…って感じ?
まぁとにかく、「僕は僕を司教にしてくれたフーケ様に対してすごく感謝していて、そのご恩に報いるためにもフーケ様に心底お仕えしたいと思っているんだ」っていうのは本心で、アラミス本当にフーケ様のこと大好きだったんだなぁなんて最近思うのでした。
拍手、ありがとうございました!!
アニ三アトス考(※加筆修正アリ)
- 2012/10/11 (Thu) |
- その他三銃士 |
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この間アトスのこと書いたので、それに関連して。
(どのカテゴリーに入れたらいいのか迷ったのですが、自分とこの二次創作<要するにアラアラ>にも関連することなのでこっちに入れてしまいます。AAの「A」は今回に限りアトスのAということで・笑)←2014年3月24日、「その他三銃士」に移動しました。
私ね、アニ三アトスって「ミレディの肩に焼印を見つける前までの原作アトス」に近いんじゃないかと思うの。
アニ三アトスには(原作のような)過去がないってよく言われるけど、過去がないってことはつまり、「それを経験していない頃のアトス」ってことなんじゃないかと。
つまり女性に対しても王権に対してもものすごく清らかで神聖なイメージ抱いてて、それを自分の中で半ば神格化している…というか…なんかこう…友情にしろ何にしろ、自分の信じるものには穢れはないと信じている、世の中の良いところしか見えていない、イイトコのお坊ちゃんというか…。(一言で言うとラウル風というか…)
その最大の根拠は何かというと、何話だったか忘れちゃったけど、鉄仮面かぶせられて「自分は国王だー!!」と言うルイ13世に、「国王陛下ともあろうお方がお膝元のパリの人口を知らないなんて何事かーー!!」とキレる場面。ルイ13世の人となり知っていればむしろあの答えで100%本人だと確信すると思うんですが(どこかのサイトさんでもツッコまれてたと思いますが)、アトスは「王権とは神聖なもので、その神聖な王権を賜っている国王陛下はパリの人口くらい知ってて当然」っていう良く言えば思い込み、悪く言えば幻想を抱いていたからこそああいう質問とリアクションが出てきたんだと思うんだよね。
そしてパリに出て銃士になったのは、王権に対してそんな神聖な幻想イメージ抱いている若きラ・フェール子爵さんが、天から王権を生まれながらにして授かった神聖にして犯すべからざる国王陛下にお仕えすることを夢見て―ということだったら最高。ていうか萌え(笑)。(なんかホントにラウルっぽいなー)
<注:こっから先はかなりアンチアトアラな意見になるのでそれでもいいという方のみ「続きを読む」からどうぞ。まぁもう私がアンチアトアラだってのは周知の事実だと思うので、今更注意書きもへったくれもないと思うけどねー>
小説「出逢い<3>」アップしました
- 2012/10/03 (Wed) |
- 2次創作関連 |
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時間が開いちゃったせいか前回(<2>)と続けて読むとつながり方がちょっと違和感あるかもしれませんが、まぁそこのところは多めに見てくださいませ(汗)。
一応今後の予定としては、
・来月→「すり替わった~」の後回しにしていた話その3(「兄の逆襲」の続き)
・再来月→「出逢い<4>」
って感じで考えています。やっぱ交互がモチベーション的に一番いいわ(切り替え大変だけど)(笑)。
こちらからどうぞ。
拍手、ありがとうございました!!
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