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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

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破局の理由(わけ)

アラミスとロングヴィル夫人が別れたのって、年月とともにだんだん疎遠になっていって関係が自然消滅したんだとばかり思ってたんですが、どうやらこの人(ロングヴィル夫人)、フロンドの乱以降はジャンセニスムとかいうキリスト教思想に傾倒するようになったそうで、ちなみにこのジャンセニスムという考えはイエズス会とかなり仲が悪いらしい。

ってことはアレか、要は話が合わなくなったから別れたってことか!そーかそーか。

尤も、ロングヴィル夫人がジャンセニスムに染まっていった年代ってのがちゃんとダル物2部と3部の間になっているのかどうかってのが良くわからないのでなんとも言えないんですけど。(なにせあの人1679年まで生きているから…。染まっていったのがそれこそ「晩年」だとすると合わなくなるんだよね)

でもアラミスって大体そうだよねー。シュブルーズ公爵夫人に対しても、(マザランに対する)太后への見解の違いで疎遠になっちゃったような感じだし。「俺の言うこと全然聞いてくれないし!もう勝手にすれば?」みたいな感じで―っていう印象を3巻10章で受けたんですけど、違うかな…。

ちなみにジャンセニスムっていうのは人間の自由意思の役割の低さを解いてるんだそうです。あー確かにアラミス嫌いそうだわ(笑)。


拍手、ありがとうございました!!

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8巻6章

私、基本、3部のアラミスの言動や心理描写ってのは本心隠すための(というか読者に彼の陰謀の全容を悟らせないための)ミスリード的な部分が結構あると思って読んでるんですが、セルドンを可哀そうに思ったのって、もしかして本心だったりするんでしょうか?

フィリップ脱獄させるためのカモフラージュ的な存在として彼が目を付けたのがセルドン―って思ってたので、バスティーユでベーズモーとセルドンに会いに行った時のアラミスの言動は全部演技だとずっと思ってたんですが、今改めて読み返してみると本当みたいに見えるんだよね。

最初は本当にカモフラージュとして近づいたんだけど、実際の彼見て動じちゃったとか、そんな感じ?

でもその後牢番さんに、「あなたは監獄の建築技師でしょう?こんなことは慣れっこなはずなのに、おかしな方ですな」って言われて、「疑いを避けるためにもっとうまくやらなくちゃ!!」って思ったってことは、やっぱ演技だったのかな。うーんでも、うっかり本心洩らしちゃって「しまった」と思ったとも取れなくもない。。。。

フィリップの部屋から出るときの、「男の不幸に心動かされたのだろう。うやうやしく囚人に向かって頭を下げた」はミスリードだと思うんだけど(不幸に心動かされたからではなく、囚人が誰か確信が持てたから…だと思うので)。

この章のアラミスの行動の描写って、どこまでが彼の本心で、どこまでが「ミスリード」なのかよくわからないんですよね。読むたびに印象変わってくる。

読む人によってもこの辺りは受け取り方結構違ってたりするのかな。


拍手ありがとうございました!!

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明けましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。っていうか、突然現れたパラレル妄想全開サイトにお付き合いくださり、まことにありがとうございました。アクセス解析とか拍手とか見るたびに励みになってますよ、ホント。

今年も相変わらず妄想全開で突っ走りますので懲りずに見に来て頂けると嬉しいです。

とりあえず直近の目標→今月中に「すり替わった~」の続きをUPさせる。(全部が無理でも、一部くらいは…!)

つーかこれどうにかしないとブログのAA談義のカテゴリーが更新できない気がするんだよね(ネタバレになりそうなので)。ブログの方の更新はそれがどうにかならない限り原作考がメインになるかなー。

アニ三については過去に語るだけ語りつくしたし、他サイト様でもいろいろ語られているので敢えて私がやらんでもいいでしょうっていう(笑)。まぁ昔は原作よりアニ三の方が好きだったし原作アラミスよりアニ三アラミスの方が好きだったけど、今は逆だからそういうのも関係してるとは思うけどね。(昔は銃倶の人気キャラ投票に原作アラミスに15点全部入れるの躊躇したけど、今は何のためらいもなく彼に15点入れられる自信あるわ)

てなわけで、本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m


拍手ありがとうございました!!

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勝手にラテン語と心中するがいいさ!!(笑)

久しぶりに中文版ダル物「二十年後」を開いてみたら、3巻10章、11章のアラミスのセリフにあたる部分が一部ラテン語になっていることに気づきました。

具体的には以下の部分。

・「いずれにせよ引導だけは渡しておいた」(10章)→「彼が臨終する際彼の罪は許してやった(直訳)」の「臨終する際」の部分がラテン語(in articulo mortis)

・「あれは全く幸多き時代だった!」(11章)→「あれは本当に幸福で、楽しい時代だった!(直訳)」の「楽しい時代だった!」がラテン語(delectabile tempus!)

・「残念ながら遠い昔になってしまったね。時は過ぎ去りて帰らず、か」(11章)時は過ぎ去りて帰らず」がラテン語(fugit irreparabile tempus)


…なんつーかアラミスって相変わらずイヤミったらしいっつーかインテリ臭ふかせたがるヤなヤツだな!(笑)(和訳版で全部日本語になっているのは元にした原文が違うのか、2人の間で自然に会話が成立しているのであればわざわざ注釈つける必要ないだろうという編集側の意向が反映された結果なのかはわかりませんが。)

でもここで私驚いたのはそんなことじゃなくてですね。あのダルがアラミスのラテン語交じりの会話にちゃんとついていけるようになっているってことなんですよ!!

クレーヴクールではあんなにラテン語ちんぷんかんぷんで大あくびしてたダルが!!すごいなダル、よく頑張ったよお前!

…ってちょっと感動したんだけど、そういえばその前に「ダルもラテン語が(昔に比べると)少しわかるようになった」なんて描写がどこかにあったような気がする(多分マザランに謁見してたときかその前だったと思う。未確認だけど)。…うんでも彼頑張ったよね!!

あ、でもアラミスってこの時点でダルのラテン語レベルが上がったってこと知らないんだよね?うわーやっぱヤなヤツだお前!!フツー知らないと分かっている奴の前でこういうことしないだろ。クレーヴクールでラテン語交じりの議論についていけないダル見て「フランス語で話しましょう」って司祭に提案していたあの優しさはどこ行った!?(笑)


拍手、ありがとうございました☆

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ノエル小説UPしました

二次創作置場にノエル小説「異端者たちの聖夜」をUPしました。

純粋に原作ものです。アラミスと神学者の姪御さんのお話。せっかくのノエルなんだから、ちょっと神学生らしいアラミスを書いてみたくなって…ね。(まぁ実際に神学生らしい話になっているのかどうかは謎ですが)

「すり替わった~」の話の続きは書いてるんですけど、アンリくんが全く出てこないので筆がちっとも進まない…(モチベーション的な問題で)。そんなわけで純粋に原作もの書いてリフレッシュだ!!

ちなみにキリスト教に本気で帰依している人は読まない方がいい話です。万一読んでしまっても怒らんでください。クレーム意見とか寄せられても無視しますので、ええ。

こちらからどうぞ。


拍手どうもありがとうございました!!

フーケ様検定の受験者数がなんか増えてる!と思ったらそうか、銃倶のチャットか(笑)。

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