☆香月の庵リターンズ☆
原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。
勝手にアラミス考③
- 2014/12/17 (Wed) |
- その他三銃士 |
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全然関係ないんですけど先日紫の靴下を買ったんですよ!
ふふふ…司教猊下とお・そ・ろ(*´▽`*)(←違)
●ディカプリオ主演の「仮面の男」
封切当初は「白い白い」と言われていた感のあるアラミスだけど、中文版読んで補正された頭で思い返すと「いや、結構原作通りじゃね?」って気がする…。
まぁ確かに権力に対する欲っていうのはないけど、そこはさ、ホラ、彼イエズス会の首領だから!ドンだから!頭だから!!
つまりね、すでにバチカンを裏から操れるという噂の黒の法王猊下になってるってことなんだよ!!もう手に入れべきものは手に入れたから、あとはフランス国王が自分の思う通りの政治を摂ってくれれば言うことなしってことなんですよ!!(力説)
…って書くとすげぇ身も蓋もないなw
この映画、「アラミスの陰謀成功すればよかったのに…」とか「アラミスもアトスやポルトスやダルタニャンにちゃんと最初から話してればよかったのにね」とか「アトスもアラミスの陰謀に参加しちゃえばよかったのに~」とか、「こうだったらよかった第三部」がめいっぱい詰まっててめちゃ好きです。前にも似たようなこと書いたけど。
●ひとみセンセーのダルミラ
まさかの3部アラミス、1部降臨という、「アラミスは1部の頃から3部くらいの腹黒さがあればいいのにぃ~」という、一部の乙女の願いを叶えてくれたすばらしい作品。
…なんですが、怖い、怖いよ!ここのアラミス万能過ぎて怖いよ!!!!いや面白いけど。かっこいいけど(笑)。
もうね~あまりのかっこよさに終始顔がニヤニヤだったんですけどね、クレーヴクールでロングヴィル夫人の手紙受け取って「やっぱ教会戻るのやーめた」ってシーンでは思わず、「あ…アラミスだ…1部アラミスだぁ…」となぜかホッとしたんですよね。私、それまでアラミスと言えば2部3部が好きだったのですが、1部のアラミスも好きだったんだなぁ…と、1部アラミスへの愛を認識させられたのでした。
しかしひとみセンセー、ここのアラミスこんだけかっこいいんだから、銃士になって初めて国王の御前に出るとき、緊張のあまり靴を左右逆に履き間違えて半べそでしたエピソードはナシで良かったんじゃないスか(笑)。
「かっこいいキャラでもどこかに落とし穴があった方が親しみ湧くよね」戦法だったのかもしれないけど、それはクレーヴクールの「出家やーめた」シーンだけで良かったんじゃないかなぁ…とあくまで「かっこいいアラミス」押しの私は思うのでした。
あと、どこかのレビューで「ここのアラミス白すぎ」なんて感想目にした記憶があるのですが、中文版で補正された脳で見たらそうでも…ゲフンゲフン!!そもそもこの作品は原作で白い人を黒くして黒い人を白くするってスタンスだから!(笑)
まぁアラミス白いっつーか…最後の大どんでん返しがあまりにも唐突な気がして、その点が確かにちょっとアレかなぁという気はするけれども。。。前半でロシュフォールがアラミスのことを褒めちぎ腹黒だの狡猾だのヤツを侮るなだの散々言ってたのが伏線かなぁと思ったり思わなかったり。
あとアトスとポルトスとアラミスの本名に実在のモデル持ってくる意味あっ…ゲフンゲフンゲフン!!!(笑)
●バービーの三銃士
大まかなストーリーについてはこちらを参照。
ルネがアラミスなんだかアラミーナがアラミスなんだかイマイチよく分からないのですが(^^;)、「三銃士」の部分を映像化するとき、アラミスは女ったらしで描かれるのが常だから、「恋多き乙女」なアラミーナがアラミスだと思って語るよ!
まぁ実際男見て目の色変えてるシーンというのはなかった(と思う)のですが(そこは良い子のバービーw)、ビベッカに「アラミーナにとっては男の人は皆白馬の王子様なんじゃないの?」なんて言われちゃってるコです。
って書くとただのビッチみたいに思われるかもしれないけど(笑)、アラミーナさんが銃士になりたい理由は「強い銃士になって白馬の王子様をお守りするの!」だそうで。頼もしい…!頼もしいよアラミーナさん!!
正直ここの四銃士は全員造形がバービーなので、見た目の区別がめちゃめちゃつきにくいのですが(一応コリーンは主人公だから髪アップにしてて一目で違い分かるようになってるんだけど、あとの3人は服の色で判断するしかない状態。まぁコリーンとアラミーナが白人系でルネとビベッカは黒人系っていう違いはあるけれど…)、アラミーナさんだけは!アラミーナさんだけは!!ファンのひいき目抜きにダントツでキャラ立ってると思いました。このキャラの立ち具合は間違いなくアラミス!(笑)。
まぁこのアニメ、変身美少女ものの要素も多少入ってるので、変身美少女ものには必ず一人はいるタイプ(「セラムン」でいうところのまこちゃん的な)って言うとキャラとしてありふれた感がなきにしもあらずですが…(^^;)。しかし「女遊びが派手」っていうとなんかもうホントどうしようもない気がするけど、「恋多き乙女」って書くとなんかロマンがある気がするのは気のせいか(笑)。
ちなみにルイ王子はコリーンのことが好きみたいだけど、コリーンは恋よりも仕事に充実感感じてるっぽいので、ビッ…恋多き乙女なアラミーナさんはコリーンが仕事に熱中している隙をついて傷心なルイ王子をモノにしちゃって、正妻なり愛妾なりになって、フランス王国の政治を裏から操っちゃえばいいと思います(そんなドロドロしたバービーはイヤだw)。
(そういえばリンク先のレビューで「コリーンはダルの娘」って書いたけど、よくよく考えてみたら「コリーンの苗字がダルタニャンという設定」のようなので、書き直しておきました)
●ベルモンド
出番が(回想シーンしか)ないくせに何を今更語ることが…って感じですが。
そんな出番のないところも愛しいんだよ!連載続いていたらどうなってたんだろう、ショウエイ先生どんなふうにアラミス(とバザン)を料理してくれたのかな、って想像するだけでお腹いっぱい胸いっぱいになるんだよね。ええ決して負け惜しみとかじゃなくてね!!
個人的には、ベルモンドが途中から髪下ろしたのは、カラーだと髪の色ピンクだけど白黒の漫画紙面だと白抜きになるので、アラミスとの見た目の差別化を図るためだったんじゃないかなぁなんて想像してるんですけれどもっ。だからきっと出番はもうすぐそこまで迫っていたに違いない。くっ・・編○部めwwww
そういえばここのアラミスも金髪なんですよね(コミックスにはカラーないけど、SNSに寄贈されたイラストでは金髪だった記憶が)。学研名作マンガのアラミスも金髪だったし…(アニ三も金髪だったし)…原作では「黒」ってハッキリ書いてあるんだけど。ついでなので以下(短いですが)アラミスの髪の色に関する考察です。「続きを読む」からどうぞ。
拍手ありがとうございました!
アラミスが多くのメディアで金髪になっているのは、なんとなくですが、これって西洋人と日本人の「美人」に対するイメージの違いなのではないかなぁなんて思います。単純にイラスト化したときの見栄えの問題ってのもあると思うんですけど、圧倒的に金髪にされるのはアラミスが多い気がするんですよね。
聞いた話だと、日本じゃ黒髪って珍しくないけど、欧米じゃ純粋な「黒髪」って珍しいらしいんですよ。その辺は金髪もしかりで、どうしても茶色がかってたり赤味がかったりしてしまうとか(そういえば大学の頃カナダ人の英語の先生が「日本人は生まれつきキレイな黒髪を持っているのに、どうして皆染めたがるのか(;´Д`)」と嘆いてらしたなぁ…)。統計的には茶髪の人が一番多くて、金髪や黒髪は憧れの対象=美人の象徴らしいです。
でも日本じゃあ黒髪なんてそんじょそこらに溢れてて珍しくもなんともないから、珍しさも相まって、「外国(ヨーロッパ系)の美人つったらやっぱ金髪じゃね?」って思われている部分もあるんじゃないかなーと。
まぁ日本でも「緑の黒髪」っつって平安時代なんかじゃ特に美人の条件の一つだったみたいですが。
そもそも何の断り書きもなければ「(欧米の)外人さん=金髪青目で鼻が高くて色白」ってイメージ持つ人多いと思いますしね。
だからヨーロッパが舞台のお話だとどうしても、イラスト化するにあたっては「ヨーロッパ系の美人」が想像されやすい「金髪」になっちゃうのかなぁ…原作ではしっかりとイケメンであることが文章内で示唆されてるけど、絵じゃビジュアルで表現する以外ないからね(特に1部ではアラミスの髪の色の説明ないし)。髪の色は見た目的にも一番分かりやすい「符号」なんじゃないかと。
あ、上で「日本人が」とか「日本が」って書いたけど、10年くらい前中国で見つけた韓国で出版された三銃士の子供向けマンガでも四銃士の中でアラミスだけ金髪だったから、「金髪=西洋美人」というのは黒髪人口多い東アジアの共通の認識かも…。
なーんて思ってます^^;
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