☆香月の庵リターンズ☆
原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。
- 2024.11.22 [PR]
- 2011.08.28 ダルタニャンとアラミス
- 2011.08.02 新王宮前広場②
- 2011.07.29 新王宮前広場
- 2011.07.20 最初からイエズス会じゃなかったのか!
- 2011.07.11 目まで赤い…?
ダルタニャンとアラミス
っていうか、そういう風に思って読むとこの2人の狐っぷりがよーく分かって会話の一つ一つが面白いというか、ついつい噴き出したくなるというか。
(個人的には、ダル物9巻16章のアラ「許してくれ」、ダル「僕も悪かったよ」は最大の噴き出し&ツッコミポイント。お前ら悪かったなんてこれっぽっちも思ってないだろー!!みたいな)
なのでこの2人が出てくるシーンはいつも頭の中をそういう状態に意識的に切り替えて読んでいるのですが、そんなモードに慣れてしまったからですかねー。最初のうちは最終巻で再会したアラミスとダルの別れ際のセリフ「我々はもう2人しかいないから、4人分愛し合うことにしよう」「親愛なるダルタニャン、僕がどれだけ君を愛していたか、分かってくれたらなぁ!」がものっすっっご~~~~くウソ臭~く感じたんですよねぇ(苦笑)。
「ウソ臭い」という言い方に語弊があるとすれば、まだ何か腹に一物も二物も抱え込んでいるような、とでも言うか。
なにせ9巻16章(上の会話のちょっと前あたり)ではアラ「君は今でも僕を好きなのか?」「昔と同様、いつでも好きだ」ダルタニャンはこの質問に動じる色もなく、即座に答えたってト書きがついているくらいですからねぇ(笑)。
まぁ今では最終巻のあのセリフは本心からのものだとは思ってますが。きっとベルイールでの攻防やアトス、ポルトスの死を通して、お互いの存在のありがたみがようやく分かったというか、ようやくお互い分かり合えたというか、気持ちが通じ合えたというか、素直になれた…のかなー。
…いや、今までも気持ちは気持ち悪いくらいに通じ合っていただろうし、互いの腹の内もそれこそ気持ち悪いくらいに良く分かり合えていたんだろうけど、明らかにベクトルが普通と逆だった気がするんですよね。
まぁそこがダルアラ(アラダル?)最大の萌え(えっ萌え??)ポイントだと思うんですけど。
拍手ありがとうございました!
拍手コメントのお返事は後日しますね。
新王宮前広場②
とりあえずアトスの機転で四銃士の友情破綻の危機は免れて、じゃあもう一度友情を誓おうということになってアトスが言ったセリフ。
「だれか十字架を持っているかい?」
ダルもポルトスも持っていなくて首を振ったんですが(「顔を見合わせて」ってことは、ホントに思いもかけなかった質問だったんだな)、ふと思ったんだけど、この中で十字架を常時携帯しているのって普通に考えてアラミスしかいないんじゃ…。
アトス、分かってて言ったのかなー。分かってて言ったっぽいよなー。ていうか自分は十字架持ってなかったのかよ(爆)。さっきアラミスに強引に剣折らせて誓いの言葉言わせちゃったから、悪かったなーと思ってちょっと花持たせてあげようかなーとか思った…とかだといいな…とか(←かなり自信がないので小声気味)
しかもその次のセリフがまたなんて言うか…。「よし、材料が何でできてあろうと十字架は十字架だからな」
材料が何でできてあろうとって…ええと、何か材料に問題でもあったんでしょーか(笑)。紐がパールのダイヤモンドの十字架って相当豪華だと思うんスけど。もうちょっと質素っぽいのがお好みだったのかな。。。
こんな豪華な十字架もらっといて、お返しにロングヴィル夫人に何あげたんだろうっていうのもちょっと気になるんだけどね。
拍手、ありがとうございました~☆
新王宮前広場
なのでいつもこのシーンに差し掛かると、もしアニ三の四人でこの場面やったら、その象徴的意味はものすごく深いものになるんじゃないかなーなんて思いながら読んでるんですけど。
アニ三の場合はやっぱりアトスが一演説うって、その演説に他の3人が感動して、バキンバキンと剣を折って「一人はみんなのために!」とかやるのかなーとか。
まぁ原作では、実際に剣を折ったのはアトスとアラミスで(しかもアトスに強制的に剣を折らされたんですが)、アトスの演説とアラミスの演説(いや、これもアトスに強制的に言わされた感があるんですが)にダルとポルトスが感動して仲直りして、最終的に友情を誓ったのはアラミスの女の十字架だったりするわけなんですが。
しかしダルタニャン、アラミスの声に怒りの余韻が残っているのによく信じたよね(笑)。
拍手、ありがとうございました~!
最初からイエズス会じゃなかったのか!
クレーヴクールでイエズス会の修道院長と会っていたりしてたもんだから私、てっきりアラミスは最初からずっとイエズス会の修道院に入ってたんだとばかり思っていたので、ダル物2巻37章の「ラザール会の修道院に入るつもり」っていうくだりをずっと見落としてたことに気付いた今日この頃。
…ラザール会修道院??どこだそれ??って思って調べてみたんだけど…ない!ラ・サール会ならすぐ見つかったんだけど…(ウィキペディア→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%AB%E4%BC%9A)。
でもこれ、修道会作ったジャン=バティスト・ド・ラ・サール氏が1651年4月30日生まれ1719年4月7日没だから絶対違うよなぁ。修道会建てたのも1684年だっていうし。
もしかしてサン・ラザール修道院ことか。フランス革命のころまであったらしいんですが。聖ラザール大聖堂が聖ラザロを祀るクリュニー修道会系の大聖堂として建てられて、クリュニー修道会っていうのもフランス革命まで存在していたみたいだからそれのことかな。(参考→http://www.paris-catholique-japonais.com/cours/coursb12.htm
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%8B%E3%83%BC%E4%BF%AE%E9%81%93%E9%99%A2
http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-2005fraautu.html)
まぁいずれにしろ、フランス語分からないのでダル物の原文見てもちんぷんかんぷんなので憶測でしか言えない…というかスペル自体確認することができないのが何なんですが
ただまぁ、ラザール会の修道院に入るって言ってて、それで実際入ったのかどうかはよく分からないですけど、なんで最終的にイエズス会の修道院に入ったのかってのが気になるところではあるんですよね。
…なんか、イエズス会って「聖務日課の共唱など当時の修道会で常識とされていたことを会員に課さなかった」(ウィキより)らしいので、「坊さんになった今日、ミサにはなるべく出ないようにしているのも当然じゃないか」(ダル物3巻10章)なんて言ってるくらいだから、案外聖務日課がめんどくさかっただけなのかも…?
拍手、ありがとうございました☆
目まで赤い…?
多分かなりムカッ腹を立ててるんだろうけど、泣きそうになっているのもかわいいなと思ってみたり。
しかしグリモーに手紙食べられるなんていうとんでもないイベントがあったにもかかわらず、こうしてマリーと連絡を取って仲間のため(というか実質ダルのため?)にコンスタンスの動向を知らせてあげたり、彼女を安全な場所に移すよう手配してもらうなんて、アラミスってばなんて優しいヤツなんだ!なんて思うわけですよ。まぁ本人は単にシュブルーズ夫人から手紙が欲しかっただけであってコンスのことは二の次三の次だったような気がしなくもないですが。
…なんか、ダルに対する一生分の優しさがここで使い果たされたような気がする(笑)。
拍手、ありがとうございました!
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