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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

カテゴリー「AA談義」の記事一覧

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アラミスの「業」

たまには真面目にアラアラの話なんぞを(笑)。

私、前にも書いたかもしれないですけど、アニ三アラミスは原作アラミスというキャラを、かなり忠実に再現されたキャラだと思ってます。

原作アラミスは双子の王子の秘密を手に入れ、その秘密(と陰謀)を言ってはいけない人(フーケ様)に言ってしまったがために陰謀に失敗し、大切な友人を失う羽目になったわけですが、別冊アニメディアの「愛・アラミスの旅立ち」を読むと、どうやらアニ三アラミスも双子の王子の秘密を言ってはいけない人(叔父さん)に言ってしまったがためにフランソワが殺される羽目になったっぽい気がするんですよね。(小説の方にもちらりと書きましたが)

ていうか、「フランソワさんが殺されたのって、これってアラミスのせいなんじゃないの?」というのが「愛・アラミスの旅立ち」を最初に読んだときの率直な感想。

(まぁルネが叔父さんに言ってしまったことが直接の原因になったかどうかは定かではないですが、(昔どなたかも言ってましたが)叔父さんが知ってしまったことでフィリップたちがノワジーから去ることになって、その引っ越しの隙を狙われた、と見るのが客観的事実として妥当なのかな。まぁいずれにしろ原因の一端は担ってるかと)

それを考えると、アニ三アラミスは「大切な人の死の原因を作った(そしてその大切な人を目の前で失うことになった)」という原作アラミスが一生かけて(というか晩年になって?)負うことなった業を、齢16にして一気に背負うことになったキャラなんじゃないかと思うんですよね。

私は原作アラミスもアニ三アラミスと同じように幸せになって欲しいと思ってるんですが、それを考えるとどうも↑がネックになってしまうんですよね。この彼の孤独というか寂しさと言うか罪深さというか(うまく言えない)が癒されなければ彼は本当の意味で幸せにはなれないだろうし、かといって彼の背負っている辛さを分かってくれる(もしくは分かち合える)人も同じ作品内にはいないし…。

唯一できるのはダルなんだろうけど事ここに至った時の立場自体が正反対なわけだから何にもならないし(下手すりゃ逆効果だし)。そもそもこの2人が互いにそういうことをするとも思えないしねぇ(いや、何とかしたいとは思ってはいても顔合わせるとお互い反発し合う人達だから…多分無理)。

だからまぁ、メディアの垣根を飛び越えるのが許されるのならば、唯一理解できるのはアニ三アラミスなんじゃないかと思うんだよね。逆もまた然りという感じで。

まぁ結局アラミスの気持ちはアラミスしか分からないってことになってしまうんだろうけど。

「アトアラだったら原作の過去つきアトスじゃないとなー」って思ってた時分があるのですが、自分の中でのアラアラってそれと共通する部分がある…のかも。


 拍手ありがとうございました~。

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やっぱ「デルブレー」が一番しっくりくる

原作アラミスの呼び方のことです。

2次創作で散々アンリアンリと書いているので最近ではもうだいぶ慣れたのですが、当初は原作アラミスのことを「アンリ」と呼ぶのが呼び慣れず、なんか違和感ありました。自分で名前つけたくせにね。

呼び慣れた今でもやっぱりデルブレーとかデルブレー君とかデルブレー卿とかって言った方がなんかしっくりくるだよね。

原作単独で考えた場合でも、第2部以降のアラミスは「アラミス」って呼ぶより「デルブレー」って呼んだ方がしっくりくるのはなぜだろう(周りが結構この人のことをデルブレーデルブレーって呼んでるからかなーと思って今ぱらぱらと原作見返してみたけど、割と普通にアラミスって呼ばれてたわ)。

ちなみにアニ三アラミスの方をデルブレーって呼ぶのも結構違和感あったりするんだよね…。おかしい、この人も間違いなくデルブレーのはずなのに。(人様の2次創作だと別に何て呼ばれてても違和感ないんですが。。。)

まぁそんなわけなので、ブログや2次創作の方で「デルブレー」って単独で出てきたら原作アラミスのことだと思ってねってことで。


拍手、ありがとうございました~。

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デルブレー君、君ってやつぁ…

昨日の投稿の続き。

アンリがエンリケならルネはどうなるんだろうと思って、さすがにそれは広辞苑には載っていなかったのでウィキペディアで調べてみたら、どうやらルネ(男性René、女性Renée)はスペイン語圏ではレナート(男性:Renato)、レナータ (女性:Renata)に変形するようですよ。

ちなみに「ルネ」の語源はラテン語の「再生する、生まれ変わる」だというのは知っている人は知っている話だと思いますが、一部スペイン語圏では、「rey(王)」と「nato(生まれる)」をつなげて「生来の王」を意味するとも言われているそうで…。

生来の王…!!!(大爆笑)

原作アラミスはスペインに渡った時も「ルネ」を名乗っていたんだろうか。何度も懲りずに復活する君はその名の通りの人だと思っていたけど、その野心家っぷりも名前に由来するところが大きかったのかい?(笑)

起源のラテン語にしても一部スペイン語圏解釈にしても、この人の名前の由来は壮大すぎる…。


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そうか、名前が変わるのか

フランス語は「H」を発音しないから、アンリ(Henri)はイギリス行くと「ヘンリー」になるんだよなー。じゃあスペインだったらどうなるんだろうと純粋に疑問に思ったのが始まり。

手持ちの広辞苑(電子辞書)で調べてみたら

●ヘンリー【Henry】
英語の男子名。ドイツ語のハインリヒ、フランス語のアンリ、イタリア語のエンリコ、スペイン語・ポルトガル語のエンリケにあたる。


え…エンリケ…???

なんか可愛すぎてあんまりイメージじゃないんだけど(原作アラミス…というかウチの兄貴の・笑)(でも聞き慣れればそうでもなくなるのかなー)ちなみにスペルは「Henrique」となるらしい。

ううーん、「Henri」のスペルのまま「エンリ」じゃだめだろーか。日本人が中国行ったら漢字の字体は変わるわけだから(読み方も当然変わるけど)、それと同じように西洋でも外国行ったらスペルって変わるもんなんだろーかと二次元の世界では果てしなくどうでもいいことが気になる今日この頃。

 

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調子に乗って良いですか?(笑)

先日いろいろと調べものしていたらこんな↓の見つけました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6525273.html

(直リンクはマズイかな?と思ったのでコピペして飛んでください)

一応かいつまんで内容説明すると…

●中世ヨーロッパ貴族の娘(母親の身分が低い)の一般的な嫁ぎ先に関するQ&Aなんですけど、どうやらそれによると婚姻関係がある場合は男性は爵位を失うけれど、婚姻関係がない場合でも認知されて相続すべき爵位や財産があれば、普通の貴族の子女と一緒の扱いになるらしい。

●でも、兄などの相続者がすでにいて、財産などがない場合は女児は家長(相続者)の所有物(扶養家族)になり、持参金をあたえるとか誰に嫁がせるかは家長の考え方次第。ただし財産の分散になるため、必ずしも積極的な婚姻を進めないのが一般的で、よほど好条件がなければ“オールドミス”となるのが普通…だったらしい。


三銃士の世界が中世になるのか近世になるのか私自身あまりよく分かってない部分があるんですけど(自分のイメージでは中世なんですが…)、回答を最後まで読んでみると、どうやら原作アトスの過去の背景事情に関連する部分もちらほら見えてくるので、この歴史的背景が三銃士の世界にも適用できると仮定するとして。

私、アニ三アラミスのその後を考えた場合、どう考えても普通に結婚とか、修道院に入るとか想像つかないんですよね。なんだかんだ言っては政治の世界に首を突っ込んでいて、周りをヒヤヒヤさせている感じがして。

でも当時の女性って、結婚しなければ社交界デビューできなかったわけなので、それ考えると「女の身で独身で、政治の世界に首突っ込むのは無理かー!」なんて思ってたんですけども。

でも上の文章読んで、「正当な相続権のある兄がおり、その兄が『結婚させるより手元に置いておいた方が得(もしくは無難)』と考えれば一生結婚しないでも表舞台で活動できるのかなぁ」なんて思ったのでした。ちょっと自分の脳内設定にお墨付きを頂いたような感じ?(笑)まぁ母親の出自云々ってのが気にはなるし、「オールドミス」=「修道院行き」って考えられなくもないけど。

でもそこは家長の匙加減ひとつでどうにでもなりそうですよね。

どこかに嫁がせても修道院に入ったとしても、きっと何かに首突っ込んで周りひっかきまわしてそうだから、だったらいっそ自分の手元に置いておいた方が安心…というか、むしろ下手に敵に回られるよりはそっちの方が安全…というか、ね。

そして多分アラミス(ルネの方)も、下手に世間体やらにがんじがらめにされるよりも、自分の能力買ってくれてある程度自由に動かせてくれる人といた方が居心地がいいんじゃないかなと思います。

あああと家長の「所有物」って言い方に過剰に反応…ゲフンゲフン!!いやでもいいですよね所有物!アトスやポルトスやダルタニャンの意志とか介在することが許されない独占的な響きがね!!由緒正しい貴族であればあるほどコレ持ち出されたら太刀打ちできなさそうだしね!!!

…まぁ半分以上、自分に都合よく解釈している感じもしないではないですが


 

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