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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

カテゴリー「勝手に原作考」の記事一覧

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考えたことなかった…!

小説「出逢い」の補足説明でもちょこっと触れたけど、キリスト教(カトリックと正教)では修道士・修道女になるとき「修道名」という名前が授けられるそうです。(ウィキ情報

正教の場合は聖人の名前をつけるけど、カトリックの場合は聖人の名前にこだわらず、宗教的な事柄も名前として使われるとか。(例:ルイズの「ルイズ・ド・ラ・ミゼリコルド」のミゼリコルド Miséricorde=慈悲、憐みなど)

ということはそーか、アラミスはルネ・デルブレーのほかにもう一つ通り名(?)的なモノを持っているとうことか!

一瞬「デルブレー(エルブレー)」が修道名なんじゃないかと思ったけど、調べてみても特に宗教的な意味合いのない言葉だったし。宗教的意味合いだったら「ルネ」の方にありそうだけど、ルイズの例から見ると変わるのは下の名前だけっぽいからなぁ。いやっつーか、ここは普通に貴族を表す「卿」をつけて呼ばれている時点で「デルブレー」は修道名ではないと考えた方がいいのか。。。

…なんかすんげぇどうでもいい話でスミマセン(汗)。私こういうの考えるのすごく好きなもので(滝汗)。

でっでもアラミスって絶対、「アラミス」「ルネ」「デルブレー卿」「デルブレー神父」「ヴァンヌ殿」「アラメダ公爵」以外にも複数の名前持ってるような気がするんだよね!(←ちょっと強引にまとめてみた)


拍手ありがとうございました!!

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アラミスのすごいところ②

ダル物10巻37章、バスティーユにいるときアラミスの部下がこっそり渡した関係者の覚書の内容について、フィリップが話すところ。

フィリップの頭の良さよりも、私はむしろアラミスの調査の行き届きっぷりに感心したいんだよね。

よくもまぁこれだけのことを調べたなって思うんですよ。11巻でフィリップが語ったシュブルーズ夫人に関する内容がアラミス評だって考えると(アラミス×シュブルーズ夫人を推す私は)ちょっと複雑な気持ちにもなるけど。

7巻でダルがヴァンヌでアラミスに再会したき、「僕は灯台守と同じように、君達の見えないところで、いつも君たちのことを見守っているんだよ」とか上手いこと言ってたけど、それってつまり友達相手にも容赦なくスパイつけてるってことだよね?実際この時ダルの動向見張らせてたし。ダルがイギリスの王政復古に力貸したこともある程度知ってたみたいだし。尤もこの時はダルの動向ピンポイントで探っていたのか、世界中に散らばり情報収集を行っている自分の手下がイギリスでたまたまダルを見つけたのかどうかよく分からないけど。

あ、でも後者だったらそれがダルだってそのスパイは分からないだろうから、やっぱダルのことピンポイントでつけてたのかなー。

宮廷内の情報もわりとすぐ入ってくるようになっているみたいだし、なんかもう至る所にアラミスのスパイがウヨウヨいるようなイメージ?宰相でもないただの一介の司教のくせに何このリシュリュー並みの情報収集能力とか思うんだよね(笑)。

っていうか司教ってそうなの?そんな何人もスパイとかあちこちに配置して自在に使えるもんなんですか?あ、いやこれはアレか、彼直属のイエズス会の部下と言った方がいいのか。

どっちにしろロクな司教じゃねぇな!(注:褒めてます)

ダル物11巻の最後の方で、アラミスがスペインにいたにも関わらず宮廷内の色恋事情を把握していたのは、きっとこのときの情報網がまだ生きていたってことなんだなー。


拍手、ありがとうございました!!

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アラミスのすごいところ①

3部アラミスのすごいところって、フィリップを無理やり陰謀に引きずり込んだんじゃなく、フィリップ自身に陰謀への参加を選択させたってことだよねって思う。

ダル物10巻36~37章。そのまま黙って計画に参加させてりゃあいいのに、わざわざ金まで用意して、フランスの誰も知らない土地で王位とは関係なくひっそりと自由に生きる選択肢を示し、「どちらがいいですか?」って選ばせる…。そっち(バ・ポワトゥー地方で自由に暮らす方)選んだらどうするつもりだったんだろうって未だに思うんだけど。

さっすが人の自由意思を尊重するアラミス!陰謀に加担させるにしても本人の自由意思による選択は欠かさない…っていうか勝負師だよね~~~(うっとり)。

まぁ、いざというとき「デルブレー卿にそそのかされました」って言う逃げ道を相手に与えないためっていう見方もできるのかもしれないけど。(自分の意志で選択したのなら、自己責任になるわけだしね)

でも決して勝算があったわけではなかったと思うんだよね。だって37章冒頭でめっちゃ不安がってるんだもん。

っていうかこの人、大胆なことしているわりには結構内心ドキドキビクビクソワソワしていませんか?

そのギャップが可愛いとか最近ちょっと思うようになってきた(笑)。



拍手ありがとうございました!!

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私欲だけではない…のかな?

ダル物10巻37章、アラミスがフィリップに望む「事が成就した暁の見返り」について語った部分。「コルベールを追放してください」とか「フーケ様を財務卿のままにしといてあげてください」とか「フーケ様の借金をすべて払ってあげてください」とか「ラウルにルイズを返してあげてください」って言ってるけど、もしかしてアラミスって、ホントに彼らのために良かれと思って陰謀企てた???

いやでもそのあとに、「私を枢機官にして宰相にして、そのあとで法王にしてください」って言っているからやっぱ私欲もあるんだろうなぁとは思うんだけど。

「枢機官になってそのあと法王になろうと思ったからフランス一の実力者(フーケ様)に取り入ったのに、国王陛下がフーケ様のこと嫌ってるよ!フーケ様を通して国王に口添えしてもらおうと思ってたのに意味ないじゃん!…っていうかあのコルベール邪魔だなー。どうしよう…ダルタニャンに頭下げる口きいてもらうのは癪だし…あ、例の双子の王子がいるじゃないか!あの人ならフーケ様にいらん偏見持ってないし、自分が後ろ盾になって王位につかせてあげればきっと感謝の念から自分の望みどおりに動いてくれるはず!!うん、そうだそうだ、そうしよう!ダルタニャンは国王の銃士隊長だから黙っていればこれまで同様忠勤に励んでくれるだろうし(まぁいつか時を見て言わなきゃだけど)、ポルトスもこの件で一役買えば念願の公爵の位は間違いないし、ついでもラ・ヴァリエールにも用はないからラウルに返してあげよう。そうすればアトスと国王との関係も修復できて、万事丸く収まっていいんじゃない?」…とか、そんな感じかなー。

…やっぱ自分中心か(笑)。


拍手、ありがとうございました!

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アラミスとベーズモー

ダル物10巻はアラミスが主役!っていうかアラミスの出番が多くてセリフも長いから、一度読み出すとついつい時間を忘れて読みふけってしまいます。陰謀のハイライトでもあるしね。

この巻の見どころも数あるけれど、その中でもアラミスのベーズモーに対する態度が回を追うごとにどんどんでかくなっていくというか、高圧的になっていくのが読んでて楽しいです。

8巻ではまだ司教猊下とバスティーユの典獄っていう立場の違いはあるけどわりと対等な友達だったのが、10巻でイエズス会の懺悔聴聞僧ときて管区長だってことが分かって(というかアラミスがバラして)からというのが…。そのちょっと前まで普通に楽しく飲み食いしていたもんだから、アラミスの態度の変わりっぷりがね。アラミスの身分のバラし方もかなり意図的…というかいじわるなので、一言で言ってしまうと「ベーズモー可哀そうだな(笑)」と。

もうこの二人は元の関係には戻れないんじゃないですかねー。まぁアラミス自身は覚悟の上というか、むしろこういう時のために敢えて付き合ってたんだろうけど。少なくともベーズモーは「身分なんて気にせず親しく付き合ってくれる気さくな司教様」って思ってただろうからね。

つうかここのアラミス、気持ちいいくらい高圧的だよね。「私が君のためにしてあげているんだから、考える癖は捨てたまえ」とか。

しっかしこの27・28章のアラミスは規則規則ってうるさい細かいよねー。藤本ひとみ先生の「ダルタニャンとミラディ」の「規則を常に完璧に把握しているアラミス」はここから来てんのかな。

拍手ありがとうございました!

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