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☆香月の庵リターンズ☆

原作アラミススキー。「アニ三アラミスは原作アラミスの好みのタイプだよね!」というコンセプトのもと、原作アラミス×アニ三アラミスという異色カップリングをネットの片隅で限りなく追求しています。あと原作考察(ほぼアラミス関係)。

カテゴリー「勝手に原作考」の記事一覧

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そういえばアレはどうなった???

ダル物3部、アラミスって病気持ちなんですよね(痛風とか結石とか)。7巻26章でヴァンヌからサン・マンデまでやってきたときは青息吐息だったし、本人自身途中辛かったから一息入れたとか言ってたし…。

でも11巻、ヴォーからベル・イールに向かうときもベル・イール戦でもそんな痛みとか病気持ちとか感じさせない描写でなんですよね。どちらも急ぎだったのには変わらないはずなのに…。

正直「痛風どこいった?」って思うんですよ(笑)。

ヴァンヌ~サン・マンデとヴォー~ベル・イールではそもそも距離が違んだろうな~って思ってたのですが、ウィキで地図確認したらそんな変わらないみたいだし…。

気になったので、3つくらいケースを考えてみました。


①それどころではなかった。

確かに7巻25、26章も急ぎでしたけどね、「計画バレちゃう!」っていうのと反逆罪で逃亡するのとはわけが違いますよね。「病気の痛みとか辛さとか、感じてる場合じゃないんだよ!><」だったのかもしれませんね。


②実は堪えていた。

実は結構つらかったんだけど、それ書くと話のテンポが悪くなるという構成上の都合でカット。本当は相当耐えながら戦ってたんですよ。11巻6章に「青い顔に熱い汗をかいて~」っていう描写あるけど、これ多分病気で具合悪くなってる分も入ってるよね的な、完全な妄想。いや、①もだけど。


③デュマ先生が設定を忘れた。

1部でのデュマ先生の設定の忘れぶり(アトスが若いころミレディにあげたのは指環だったのが、途中で十字架だったっけ?になってたりとか)を考えると、これが一番ありそうな気がするんですが(笑)。

実は治ったなんてことも考えたのですが、そんな簡単に治るものなのかな~という気もするし。

萌的なことを考えると①か②ですかね?実は書いてて「うわっ!②とかめっちゃ萌える!!!」って思ったんですけど(笑)。


拍手、ありがとうございました!

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空白の二時間

ダル物11巻エピローグの一番最後、「二人はもう一度抱擁し合った。そして二時間後には別れ別れになった」の部分。

ここってスペインの中立を交渉するためマドリッドに発つことになったアラミスが別れを告げにダルの宿舎を訪れたシーンなんですよね。で、抱擁した後「二時間後に別れ別れになった」ということは、それまでの二時間ずっと一緒にいたと…。

私このシーン読むたびにいつも気になるんですよね。二人で二時間も何してたんだろう?って。

食事でもしながら他愛もない会話で二時間過ごしてたのかな…。それとも、ダルがパリの街を案内したりしてたんだろうか。

いずれにせよ、会話の内容が全く想像つかないんですよ。だって、小説本編でこの二人が会話してるシーンって、腹の探り合いしてるか阿吽の呼吸で物事サクサク進めてるシーンが殆どじゃないですか(笑)。

もう今更腹の探り合いもないだろうし、2部の最後のマザランとの交渉や3部のベル・イールでの対ルイ&コルベールみたいに一緒に強敵相手にしているとかでもないし…。

原作ダルアラ(アラダル?)好きとしては二時間も一緒にいたって美味しすぎるシチュエーションでしかないんですがw、なんかもうホント…想像つかなさ過ぎて…!!;つД`)

実はこの空白の二時間をネタにした小説書きたいんですけど、ご覧の理由でネタがさっぱり出てこなくて困ってます。オチは決めてるのにな(笑)。


拍手、ありがとうございました!

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勝手にアラミス考①

今回から数回に分けて、私の好きな各メディアのアラミスの魅力についてざっくりと語りたいと思います。題して「勝手にアラミス考」。

…え?なんで今更そんな企画思いついたのかって?…単なる思い付きです、ハイ(笑)。

とりあえず、次の順番でやっていこうと思います。

1回目:原作邦訳版(講談社/ブッキング版)
2回目:原作中文版
3回目:デカプリオ主演の仮面の男、ひとみセンセーのダルミラ、バービー三銃士、ベルモンド
4回目:アニ三(本放送版、パイロット版)

3回目はもしかしたら複数回に分けるかもしれません。4回目も本放送版とパイロット版で分けるかもしれませんが…こればかりは「神のみぞ知る」だな(笑)。カテゴリーはそれぞれ別になります。

ではまず第1回目から。「続きを読む」からどうぞ。

拍手、ありがとうございました!


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・・・続きを読む

アラミスの説明

よくアラミスはポルトスを騙していたとか、ポルトスは何も知らずにアラミスの陰謀に加担させられていたって言われるけど、果たしてそうなのかなって最近ちょっと思いましてね。

…まぁ、アラミス自身が「僕は君を騙していたんだ」って言ってたんだから、騙してたってのは本当なんだろうけど。

ただねぇ…11巻23章以降に断片的に出てくる、アラミスがこれまでポルトスに言っていたことを総合すると、なんかどうも…「果たしてこれは『騙していた』とか『騙されていた』という部類に入るんだろうか」という気がしてね。

とりあえず11巻23章に出てくる、ポルトスがこの件について了解している内容を抜き出してみると、

「王位簒奪者であるルイ14世に対して、ベル・イールを守り抜く」
「偽の国王が本当の国王から王位を簒奪しようとした」
「偽の国王が、ベル・イールをイギリスに売り渡そうと企てた」
「フランスには(王冠を争っている)国王が二人いる」

…少なくともポルトスは、フランスには王冠を争っている国王が二人いて、その一方にアラミスがついている、ということは了承済みだったんだよね?

アラミスのロジック(「両方とも嫡出である以上、ルイもフィリップも同じ権利を有しており、せいぜい半分の相続権しか持たない者が素知らぬ顔をして遺産の全部を一人占めしていたら、それは簒奪に他ならない」:11巻2章)からすると、嘘は言ってない気がするなぁ…。

まぁ、この計画を考えた本当の理由とか、計画が失敗したことをポルトスに話していなかったところとか、まぁ平たく言えば「現状に対する詳細な説明をしていなかった」っていうところとれば、確かに「騙していた」ってことになるんだろうけど…。あと自分が正式にどちらの国王についているのか、とか…。

ああでも「王位簒奪者はルイ14世」って、アラミスはっきり言ってるよなぁ…(^_^;)

ていうかさ、ヴォーのお城でルイかどわかしたとき、ポルトスも一緒だったんだよね?ポルトスは相手の顔を見て何も疑問に思わなかったんだろうか?園遊会に参加している国王は何者だって思ってたんだろう?それまで自分がダルの紹介で会っていた国王は?その辺はアラミスが上手く言いくるめてたんだろうか。

正直な話、この辺をポルトスがどう認識していたのか、すごく知りたいと思ってます(笑)。


拍手、ありがとうございました!

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ギャップ萌えにドッキドキ☆

学研の名作シリーズの三銃士(コレ何か良い略し方ないですかね?)読んで今更のように気づいたのですが、アラミスって見かけによらずガタイ良いよね?

結構筋肉ついてるっていうか…そりゃ軍人なんだから当たり前なんだろうけど。

ポルトスとかアトスならまぁ驚かないんだけど、アラミスって作中「女のような」という形容詞が付いてたり、イラスト化するとホントに女の子みたいに可愛かったりするから、ものすごく意外というか。

「その服の下に隠されている男らしい肉体」にドキドキしてしまうというか…。

はっ!そうか、きっとシュブルーズ夫人やロングヴィル夫人は、そんな彼の普段は見えない男らしさに夜な夜なメロメロになっていたってわけね!ある意味究極のギャップ萌えかもしれない(笑)。

少なくともクレーブクールのシーンは本来は、肩怪我しちゃって手当てのため服を脱ぐ→「おっぱいが露になってドッキドキ☆」なシーンではなく、「女のようにキレイなイケメン男性の、意外にも男らしく逞しい身体にメロメロ(=▽=)」になるシーンなのではないかと思ったのでした(笑)。


拍手、ありがとうございました!

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